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今日のお話の続き。

何故詳しい内容が話せないのに、わざわざ記事にしたのか…そこには私から皆んなへの切なる思いがあるからなのです。

…私達、心身に傷を持った人間、自尊心が異常に低く生きて来た人間の多くに欠如しているもの。

それはやはり、縋って来た何かを“手放す勇気”だと思うからなのです。

偽物を“偽物”と認める勇気…私も、みんなとおーんなじだから、今回ほんのちょっとだけ苦しんだ。

実際に手放す迄は、正直怖かったよ。

でもね、現実の自分はあまりにも目の前の事から目を逸らし過ぎてもう限界だったんだ。

…目の前で起きている事柄は自分にとっての“偽物”だと知りながら、自分自身の心をも偽り操り一日一日をやり過ごしていただけだったんだ。

弱い自分を認め憎みつつも、どうしても一歩を踏み出す勇気が持てなかった。

手放した先に待っている苦しさを想像しただけで、今の自分が消えちゃうんじゃないかと思うくらいの恐怖心に支配されていた。

…でも、全然違ったんだ。

手放す前の方が100倍苦しかった。

100倍自分の事を責めてた。
100倍ヤケッパチな自分だった。

勇気とタイミングに身を任せてみたらね…これが見事に、一気に解放されちゃった汗

『ズコーッ』ってなるくらい簡単だったあせる(表現が古くてスマン(笑))

狭くて暗くて、そんな悪環境でも此処しか私の居場所はないんだ…扉を開けたらきっと外には此処より酷い嵐が待ち受けているに決まってる。

強風に一人晒されて、四方八方からの矢に当てられきっと私は穴だらけになってしまうに決まってる。

そう信じ込んでた…大袈裟ではなく。

それがね、あんなにも恐怖していた扉を実際に開いてみたら…全然大丈夫(笑)f^_^;アップ

確かに、扉の外には想像した通りの嵐が吹き荒れてはいたよ。

だけど、ちゃんとこの先晴れ間がのぞくであろう場所もあった。

例え空が真っ暗になってびしょ濡れになろうとも、目を凝らせばちゃーんと避難出来る場所は用意されていた。

扉の外は天国では無い代わりに、恐れる程の地獄でも無かったパー

何かに依存したり、誰かに依存したり、そんな自分は“何か”を手放したら無価値であると思い込んでいる方がブログ読者の方々の中にも沢山いらっしゃる。

その“何か有りき”でないと、自分の人生が自分の人生では無くなるような恐怖心、虚無感、孤独感がグルグルに巻き付いてきて身動きが取れなくなってしまうんだよね。

ギャンブル、お酒、煙草、友人、恋人、家庭、過去、現在、未来への思い…様々な“何か”との決別に思い悩みメッセージを下さる方が沢山いらっしゃる。

私を始め、“何か”と決別出来ないのは全て自分が悪いと泣き笑いする方が沢山いらっしゃる。

死と向き合えば、苦しみから逃れられるのではないかと視野がそこにしか向けられなくなっている方も沢山いらっしゃる。

自分を責めて、先延ばしにして、やり過ごしているんだよね…分かるよ。

この勇気を持つことがどれだけ怖い事か、本当に本当によく分かるよ。

分かった上で、敢えて皆んなにお伝えしたいんだ。

…自分を犠牲にしてまで得ようとする幸福は、“偽りの幸福”でしかありません。

『それは分かっている、だけど…』

うん、それも分かる。

でもね、スーパーマンのような救世主は滅多な事じゃ現れないのが現実なんだ。

自分の救世主に、自分自身がならなきゃいけないんだ…スーパーマンが現れないのであれば、自分が“スーパーウーマン”になるしかないんだ。
それが現実なんだ。

どうか自分を大切にして。

難しいのは分かってる。

でも、あなたが動かなければ何も変わらない。事態は悪化して行く一方です。

プライバシーの問題もあるから、私の問題、皆んなの問題、その他全ての問題に関して細かい事情をお話する事が出来なくてごめんなさい。

上澄みをすくい取って読んで頂けたら嬉しいです…ゴメンね

“何か”に苦しむあなた…大丈夫、扉の向こうにはきっとあなたを雨から守ってくれる軒下があるから。

嵐から守ってくれるシェルターがあるから。

あなたが思うほど扉の向こうは怖い場所じゃない。

“何か”を手放すという事は、新しい“何か”を手に入れるキッカケでもあるんだ。

どうか怖がらないで。
どうか自分を犠牲にしないで。

たった一度きりの人生…死ぬ間際に後悔したって、もう二度と取り戻せない。

だったら人に迷惑掛けない程度に、何を言われても恥をかいても傷ついても自分の思うように生きていかなきゃいけないんだよ。

苦しい時は此処に吐き出して。

此処にはあなたの味方しか居ないから大丈夫。
誰もあなたを傷つけたりしない。

直接お返事が出来なくても、私はあなたの叫びも言葉も“一歩”も全て受け止めているからね安心してね。

逃げたっていい、自分の気持ちを誤魔化したっていい…それでも今は全然いい。

だけど“扉の向こう側”の景色を少しだけお話させてもらいたかったの。

失敗を繰り返しながら、後悔を繰り返しながら、期待と挫折を繰り返しながら…ゆっくりゆっくり上を向いて行こう!

ギュウーって、強く強く手を繋いでいるからねっ❗️❗️

側に居るよ。

あなたも私も独りぼっちなんかじゃない。

皆んな…“たった一度きりの人生”だよニコニコラブラブ

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事務所に届いたプレゼント…ありがとう、ありがとう、ありがとう(涙)

ギズモってホント可愛いんだよぉ…ありがとう、めちゃくちゃ大切にします

なぎ
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webサイト「ウートピ」にてインタビュー掲載中 http://wotopi.jp

2月12日発売「猫びより」(辰巳出版)インタビュー掲載

3月7日創刊「素敵な女性」インタビュー掲載

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