衆院選の投票日が近づいてきた。
誰に入れようか、どの党に入れようか……
このことについては、11月21日の記事「今回の衆議院議員選挙でどんな投票行動を取るべきか」で、小生は、“「該当なし」と記し、無効票を投ずるしかないと考えているところである”と書いた。
そして、2、3日前に、友人のブログに次の川柳が載っていた。
選ぶにも無法地帯の立法府 writen by waraitake
※舜子曰く:「投票用紙は丸めて紙つぶてに」
小生の今の思いをずばり著した川柳である。
これを見て、小生の気持ちはどうやら変わりそうにもない状態になってきた。
“無効票、投票用紙持ち帰り”がウーンと増えて、各党に総スカンを食わせてやれ、といったところである。
いずれにしても、今回の衆院選で自民党は圧勝するだろう。
上に紹介したブログに次の川柳もあった。
マニュフェスト有効期限は投票日
このとおり、民主党のマニフェストに裏切られた選挙民であるから、民主党は大幅に議席を失うしかないからである。
そして、衆院選は自民党が圧勝し過半数を取るだろう。
しかし、ねじれは解消しない。参院の議席は次のとおりであるからだ。
25年7月任期 28年7月任期
民主会派 46 43 (正副議長を除く)
自民会派 34 50 (正副議長を除く)
公明党 10 9
… … …
合計 121 121
こうしたことから、来夏までは、自民党とて十分には身動きが取れないのではなかろうか。
そして、このままのムードが続けば、参院選後に、自民会派は公明党と組むことによって、やっと過半数を取ることができる。
その場合、公明党が現有議席を取るとして、自民会派は、34から52議席へと躍進せねばならない。
でも、これだけの議席を自民会派が取ることができるかは疑問である。
間に合わせで登場した第三極の動きは流動的であり、また、ブームが終わったであろうが「みんなの党」は8議席(改選1、非改選7)も有しているからだ。
これから半年強の間に、自民政権が何をなし、第三極がどう動くか、これらに注目して、来夏の参院選でどのような選挙行動を取るべきかを、今から考えていかねばならないと思っているところである。