政権選択は来夏の参院選まで繰り延べするしかなさそう | 永築當果のブログ

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ブログを8本も立て、“物書き”が本業にならないかと夢見ている還暦過ぎの青年。本業は薬屋稼業で、そのブログが2本、片手間に百姓をやり、そのブログが2本、論文で1本、その他アメブロなど3本。お読みいただければ幸いです。

 衆院選の投票日が近づいてきた。

 誰に入れようか、どの党に入れようか……


 このことについては、11月21日の記事「今回の衆議院議員選挙でどんな投票行動を取るべきか」で、小生は、“「該当なし」と記し、無効票を投ずるしかないと考えているところである”と書いた。


 そして、2、3日前に、友人のブログに次の川柳が載っていた。


   選ぶにも無法地帯の立法府  writen by waraitake

   ※舜子曰く:「投票用紙は丸めて紙つぶてに」


 小生の今の思いをずばり著した川柳である。

 これを見て、小生の気持ちはどうやら変わりそうにもない状態になってきた。

 “無効票、投票用紙持ち帰り”がウーンと増えて、各党に総スカンを食わせてやれ、といったところである。


 いずれにしても、今回の衆院選で自民党は圧勝するだろう。

 上に紹介したブログに次の川柳もあった。


   マニュフェスト有効期限は投票日


 このとおり、民主党のマニフェストに裏切られた選挙民であるから、民主党は大幅に議席を失うしかないからである。

 そして、衆院選は自民党が圧勝し過半数を取るだろう。

 しかし、ねじれは解消しない。参院の議席は次のとおりであるからだ。


          25年7月任期  28年7月任期

  民主会派     46         43      (正副議長を除く)

  自民会派     34         50      (正副議長を除く)

  公明党       10          9

    …        …          …

  合計       121        121


 こうしたことから、来夏までは、自民党とて十分には身動きが取れないのではなかろうか。

 そして、このままのムードが続けば、参院選後に、自民会派は公明党と組むことによって、やっと過半数を取ることができる。

 その場合、公明党が現有議席を取るとして、自民会派は、34から52議席へと躍進せねばならない。

 でも、これだけの議席を自民会派が取ることができるかは疑問である。

 間に合わせで登場した第三極の動きは流動的であり、また、ブームが終わったであろうが「みんなの党」は8議席(改選1、非改選7)も有しているからだ。

 

 これから半年強の間に、自民政権が何をなし、第三極がどう動くか、これらに注目して、来夏の参院選でどのような選挙行動を取るべきかを、今から考えていかねばならないと思っているところである。