カノン・・・パッヘルベル | 『ながとまさよ』フルート教室日記【大切な貴方に、私の想いが届きますように・・・】

カノン・・・パッヘルベル

今日は、福祉施設にお勤めのYさんのレッスンでした。


今日は、色々な曲の練習をしてみました。

タンギングをハッキリ聞かせるために、舌を口の前の方で発音する事をお話しました。

逆に、ソフトなタンギングをするには、口の奥のほうで発音すると、割と柔らかく聞こえます。

ちょっとしたコツなんですが、そのフレーズの内容によって、色々とタンギングの方法を変える事も大切です。


私が大学の時、室内楽の授業があり、某N○K交響楽団のファゴット奏者のO先生に「君のタンギングは、いつもワンパターンなんだよ!!!その時々に応じて、使い分けないと駄目だ。いつも音階の練習をする時など、同じタンギングではなく、今日はソフトに発音しようとか、今日は鋭く発音しようとか、工夫をするんだよ」と、教えていただいた事を思い出します。


色々なタンギングを組み合わせて、豊かな表情を作る事が大切ですよね♪


タンギングに注意していただきながら「カノン」(パッヘルベル作曲)を練習しました。

http://jp.youtube.com/watch?v=Ff0tmLRaNhU

これも、フルート2本とピアノの組み合わせで演奏します。

実は昨日、道の駅でのコンサートでも、同じ楽譜を使って演奏しました。

すると、一番お客様が足を止めて、聞いてくださった曲ですね。

よく、結婚式やイベントなどで、演奏されます。

とても人気のある曲です。

子供達には「崖の上のぽにょ」ですけどね(笑)


ところで、皆さんは「ファ♯」の音を出す時は、右手のキーは、どこを押さえますか?

薬指派ですか?中指派ですか???

ほとんどの方が、薬指派でしょうけど、時々中指を使われますかね?

速いパッセージなんかでは、断然中指が大活躍合格


Yさんは、ほとんど薬指だったので、時々は中指を使って、出来れば両方使えるようになると便利ですよ!!!と、お話をしました。

いわゆる「替え指」ですよね。

知っているだけではなく、使えてこそ替え指。

皆さんも、時々替え指を使って、いざという時に備えて下さいね。


そんなお話をしながら、カノンのレッスンは終了しました。


みんなが知っている曲を演奏するのは、ある意味大変です。

誤魔化しがきかないし、間違えたら、一発でばれますからね。

私も今回、ある意味有名な「アンダンテとロンド」(ドップラー作曲)を発表会で演奏します。

誤魔化さなくていいように、しっかり練習しようと思います。