演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり

演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり

血統書付き脚本家、実力派女優、
夢を実現するプロデューサーの
3人のユニットが活動開始!
今後の活動にご期待下さい。

Amebaでブログを始めよう!
乃木坂のポルトガル風居酒屋コレドの店主が久しぶりに脚本の筆をとった。

タイトルがすこぶるふるっている。

ロバくんとは?

ポニーちゃんとは?

男と女が交わす秘め事のサインか。

60に手が届く男と20代の女がベッドの上で繰り広げるコメディだ。

歳の差カップルなんて、今どき珍しくはないけれど、

覗いてみたくなるのは私だけではないはず。

どんな会話をするのか。どんな態度をとるものか。

その上、夢と現を行ったり来たりするというから、見るものは翻弄されるだろう。

新進女優がベテラン俳優に胸を借りるタッグは見ものだ。

お時間の都合がつく方は是非お越しください。

$演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり
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幕が8月Ⅰ8日(土)に開き、19日(日)の昼の部で千秋楽を迎える


というあわただしいものでしたが、無事終了しました。


お暑い中、お越し頂き誠にありがとうございました。


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ギターと芝居のコラボという難題への挑戦でした。


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ギタリストと役者が分離することなく、かかわりをもって


物語が進行していきました。


前回の『細氷(ダイヤモンドダスト)』では北海道に渡った女の三代記を


看板女優こばやしあきこが、ひとりで演ずるというものでした。


彼女の周りをコンテンポラリーダンサーが踊る


実験的な舞台でした。


毎回趣向を替えての舞台となっています。



さて、次回の公演はどうなりますことやら。。。。。


次回もお楽しみください。


残暑厳しき折、皆様お身体ご自愛くださいませ




演劇ユニット”永島庭園”
公演・チケットのお問合せはこちらまで
nagashima2011@mail.goo.ne.jp


こばやしあきこオフィシャルブログ「京おんなのいけず」
http://ameblo.jp/kobayashi-akiko/

きものん部長こばやしあきこ&熊野隆太 イベント情報
「きもの・ゆかたで楽しむ魅惑のギターを創作料理」
2012年7月21日(土)18:00~ 渋谷「創作和食 おばんざいHIBARI」にて
http://kimonon.com/?p=3961

工藤潤矢公式ウェブサイト「ku-yan.com」
http://ku-yan.com/top.html

CITY HOLE BAR ”MANDA-LA2”
http://www.mandala.gr.jp/man2.html
永島庭園第3回公演「トリオ」初日を迎えました。

吉祥寺は昼間は雨が降っていましたが、今はあがっています。

今夜も明日も、お席ございますので、皆様のお越しをお待ちいたしております。
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演劇ユニット永島庭園の夏公演がいよいよ動き出しました。


今回は、時と場所を選ばず果敢に挑戦する、演出のいしいさとしさん、

映画やテレビ・舞台でご活躍の、俳優・工藤潤矢さん、

気鋭のギタリスト熊野隆太さんをお迎えし、

我がユニットの看板女優こばやしあきこが相対し、

芝居とギターのコラボレーションの世界に挑戦します。


旧盆明けの8月18(土)・19(日)に

吉祥寺のMANDA-LA2で公演いたします。


皆様のお越しをお待ちしております。





演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり
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「きもの・ゆかたで楽しむ魅惑のギターを創作料理」
2012年7月21日(土)18:00~ 渋谷「創作和食 おばんざいHIBARI」にて
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友人に誘われて、初めての沖釣りに出た。

お目当ては、館山沖の梅雨イサキ。

早朝5時半に出港。

曇り空の中、波はなくベタ凪だった。のに、

案の定、船酔いしてしまった。

6時間の釣りタイム、しかし竿を持っていられたのは

35分くらいで、残りはトイレ。

嗚呼。。。。

35分の釣果は、小イサキ2尾、小あじ1尾、ウマヅラ6尾。

それを凄いと見るか。

お土産に、船長と友人から特大イサキと大メジナをそれぞれ1尾づつ

頂いた。

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夜、家路につき、夜中の3時まで魚の下処理でヘトヘトになる。

次の日から、刺身、焼魚、アクアパッツアと

魚三昧の日々を美味しく送ることとなった。


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今年は5月13日が母の日だった。

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母にカーネーションを渡してから、一緒にお稲荷さんと穴子の太巻きを食べた。

それから、別腹だと言い、チョコレートケーキをぺろりと平らげた。

86歳にしてこの食欲。この健啖家ぶりに嬉しさと安堵を覚えた。

それから、近所のNさんのお孫さんは大型バイクに乗っているとか、

Y君(私の小学校のときの幼馴染)のお母さんが膵臓ガンで亡くなったとか、

頬の内側の肉を噛んでしまって不快だとか、滔々(とうとう)と喋っていた。



母はこんなに饒舌なひとではなかったのに。

私の記憶では無口の母しか思い浮かばない。

昨年、股関節の手術をして世田谷の病院に入院していたときも、

同じ病室の方々から「あなたのお母さんがいて場が明るくなった。とても楽しい人ね」

と言われて驚いた。

母の妹たちも口を揃えて「姉さん、そんなにおしゃべりだったっけ」と言ったほとだ。

父が生きていた頃はお喋りな夫の影に隠れていたのかもしれない。

それとも齢(よわい)を重ねるごとに居直り、引っ込み思案の垢が落ちてしまったのか。

こうした心変わりは、姉に対しても向けられた。

しっかりして気丈だった姉がアルツハイマーになってからだ。



この伯母は今年の一月で90歳を迎えた。

東京大空襲では、私の母の手を取って芝浦の方へ逃げたという。

「あの子は何でもあたしを頼って」と伯母が言っていたものだ。

千葉から上京し、右も左も分からなかった母の手を携えて逃げまわった伯母。

戦後の苦しい時代には長姉として、

次から次へとやって来る弟や妹たちの世話を一手に引き受けた姉御肌の伯母。

居酒屋をやり、喫茶店をやり、天ぷら屋をやり糊口(ここう)を凌(しの)いできた。

そんな伯母が数年前から病を得てから、会うと「元気に仕事を頑張っているか」と聞いてくる。

五分後にまた「元気に仕事を頑張っているか」。

そして再び「元気に仕事を頑張っているか」と。

私は付き合うことにしている。



母はそんな姉に対し「しっかりしなきゃためじゃないの」と発破をかける。

その物言いが激しく怒鳴っているようだ。

姉に頭が上がらず頼ってばかりいた母がである。

最初は世話になった自分の姉に対してあのような言い方はないだろうと思ったが、

あの一族の長(おさ)だった姉がこんなことになって情けない

という思いの裏返しなのだと気づいた。

姉妹とは摩訶不思議な関係だ。



一人っ子の私には全く理解ができない。



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清々しい昼下がり、




埼玉県立近代美術館で公開中の『草間彌生 永遠の永遠の永遠』を観てきた。



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夥しい数の最新作が壁を覆っていた。




80歳をとうに超えた彼女のエネルギッシュさに頭が下がった。




草間と言えば「水玉模様」である。




まず、玄関で水玉のオブジェが迎えてくれる。




そして二階にあがると、代表作の水玉に覆われたかぼちゃのオブジェ。




それから、吹き抜けの天井から巨大な人形『やよいちゃん』が吊るされていた。




それがカワイイ。




そして、最新作の連作の部屋へ。




網目。そして、目のような、細胞のような作品群。




う、うううう。




後ろで見入っていた1、2年生と思しき小学生の男の子は




「こわい、怖い!」と叫んでいた。




心の内を抉(えぐ)り出しているので、受け手としてヤワな心は跳ね返されてしまう。




その後、草間の自画像が現れた。



$演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり

レディ・ガガじゃないか。




つぶった瞼(まぶた)に描かれた見開いた目。存分に描かれた水玉模様。




ほっとした気にさせられたのは私だけだったか。




幼少期から幻覚を見てきた彼女は、




狭い日本の枠では収まりきれずアメリカに渡りヒッピーの洗礼を受ける。




というか、ヒッピーを先導したようだ。




80歳を超えた今も、自ら「わたしは天才」と言って憚(はばか)らない。




久しぶりに存在感のある芸術家の作品に巡り合い堪能した。




図り知れないスケールの人間、作品は落ち込ませる。




自分は草間のように孤高に生きられるだろうか。




取るに足らないことで落ち込んでいる日々の自分に鞭を打つことが出来た




ひとときだった。



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とある昼下がり。


ジョギングをしていると、前からブツクサ独り言を呟(つぶや)く小柄な男が


近づいて来た。


すれ違ってからも気になって振り向いてしまったほどだ。


<独り言>は病いの一種とする医者もいる。


認知症や統合失調症などの疾患では特に顕著な症状であるらしい。


誰かに伝達をする発話ではなく、


「一方的に」発声し続ける行為は奇妙ではある。


ただ、奇声や度が過ぎた大声でない限り、


「独り言」は人間にとって不可欠なものではないか。


<独り言>は「自省」の一種として、前向きに捉えて良い


と日頃から思っている。


自ら発した声を耳から脳へ流し込むということを


現代人はほとんどしなくなった。


他人の声のように客観視できる。このことが大事だ。


相対化することで「独りよがり」から脱することができる。


辟易させられるモンスターペアレントをはじめとする独善主義者への


特効薬ではないか。

そこで、<独り言>から次の次元へどうレベルアップさせるかが問題になる。


それは<音読>だ。

カラオケのように皆で発声するのでは意味がない。「自省」がないからだ。


江戸時代、寺子屋で子供たちは論語の素読を「音読」で行ったりして


日常化していたものだ。

現在、私たちは声を出さないで文章を読むことに何の不思議も感じなくなっている。


しかし、「黙読」の歴史は高々近代社会になってからの習慣だ。

「黙読」が主流となり、「音読」は途絶えてしまった。


外資系出版社に勤務していたAさんは一度も英語圏に渡ったことがないのに、部署随一の


英語力を誇っていたと聞いたことがある。

「どうやって英語をモノにしたのですか」と部下が質問した。


すると彼はこう答えたという。

「毎朝、出社するとその日の英字新聞を音読していたんだよ」

Aさんに語学のセンスがあったことは言うまでもないが


「音読」恐るべしである。

語学における効用もさることながら、


もう一度「音読」に目覚めても良いのではないか。

舞台の役者というものは、発話し、動き、汗し、唾吐き、


訴えかける肉体芸術である。

芝居の稽古での台本(ホン)読みは、発声し、


他人にも自分にも聞かせる音読により科白を入れていく。

昨年、独り芝居『細氷(ダイヤモンドダスト)』に我ら永島庭園の看板女優こばやしあきこが


臨んだときその過程をつぶさに見た。身体に覚えこませるのだ。


音読は演劇的手法でも大事な要素のひとつだ。

頭でしか考えなくなっている昨今、もっと日常生活に<音読>を取り入れ、


身体を活性化してみてはどうだろうか。















乃木坂のポルトガル風居酒屋コレドに置いてあったカードに目が留まった。

「金沢碧展 “MIDORI KANAZAWA GLASS EXHIBITION”」

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お気に入りの女優だったから、絶対にお邪魔しようと思った。

テレビドラマ「俺たちの旅」で

中村雅俊の恋人役を演じていたと言えばご存知の方も多いだろう。

昨日の最終日に個展会場を訪れた。



私は特に、球体の中にサザエが入り込んだオブジェに見入った。

「私はダイビングをするので、これは海中の泡の重なりをイメージしたものなんですよ」

「ガラス作品を作って20年になります。個展を開いたのは今回が初めて」と話された。

小規模の個展ではあったが透明感の中に身を置き、清々しい気持ちになった。



フライヤーにはこう書かれていた。

「私はガラス作品を好きであるというのではなく、ガラスという素材に魅せられた。

ガラスの存在は、やわらかく周りを抱くように映しながら、

凛として決して内部深くには寄せ付けることがない」



ガラス工芸というと、真っ先にラリックや江戸切子が目に浮かぶが、

石や泡といった自然の造形をガラスで表現する面白さ、

薄暗い照明の中で浮かび上がるガラスの存在感、

太い竹の上に置かれたガラスのオブジェ達、

まったく異なる独特な緑色の世界が広がっていた。


ギャラリーが入っているビルを出ると、また喧騒の中に引き戻された。

そして、ガラスを多用した今はやりのビルを眺めながら家路を急いだ。




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東日本大震災が“3.11”と呼ばれ、

“9.11”に比する衝撃をもって世界は受け止めた。

私は大津波をTV映像ではあるが、

初めて目の当たりにして言葉にならなかった。

波ではない。

ヘドロのような黒い泥の塊が押し寄せて来るなんて。。。。。

人間の思い込みの浅はかさ。

事実の圧倒的な重み。




17年前、阪神大震災直後に長田地区に降り立った時、

あたり一面の焼け野原だった光景を思い出していた。

そして引き続き“フクシマ”が世界に配信されたのだった。

メルトダウンした原子炉のある建物の残骸写真を見て唖然とした。

再び、放射能の雨に怯える事態になろうとは。

我々世代は昭和40年代、中国で行われた核実験による影響で、

雨の日はしっかり傘をさしなさいと親から口うるさく言われたものだ。

雨に打たれると毛が抜け落ち禿げてしまうと。


$演劇ユニット”永島庭園”の庭いじり

原発事故の傷が癒えるのを待たずに、

去年8月に『AFTER LEVEL SEVEN』が上演された。

作・演出をした藤尾京子さんの度胸と勇気に圧倒された。

ただ、私は初演の舞台を観ていなかった。

だから今回の再演を楽しみにしていた。

2011年東京と2041年福島の2話からなる。

レベル7以後の日本に切り込む。

最初の物語は、幸せな若い夫婦が原発事故を契機に

放射能に怯え常軌を逸していく姿を描く。

次に物語は、30年後の未来。妻に先立たれた男が娘にも先立たれ、

忘れ形見の孫娘と福島で暮らす日常を淡々と描いていく。

この2話は心に沁みた。

谷村好一さんのしみじみとした演技が光る。

また、1話で若い妻役、2話では娘役と孫娘役と三役に

臨んだ伊藤あすかも素晴らしかった。

孫娘役は特にはまり役といえ感情移入できた。

今後の彼女が楽しみだ。



最後に藤尾京子さんのご挨拶を引いて筆をおく。

「物語は終わりますが私たちは終われない」

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