便秘とウツと片頭痛 | ながれのブログ

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 ある説によると、便秘とウツと片頭痛に共通している物質が「セロトニン」だそうです。
セロトニンは脳内物質として知られていますが、ある研究によると、腸で作られているそうです。
そしてこのセロトニンの生成が少なくなるとウツになる事が分かっているそうです。
そしてまた、セロトニンは腸の伝導運動にも関係しているらしく、セロトニンが少ないと伝導運動が弱くなり、便秘になりやすく、多いと下痢になりやすくなると。確かに今までの足ツボの経験で、ウツの人に便秘の人が多く、そして便秘が改善されるとウツ状態も改善される人が多かった様に思います。

そして片頭痛は、薬にはセロトニンを活性化させる成分が入っているとありました。セロトニンには血管を収縮させる働きがあるそうで、これも一説によりますが、片頭痛にはこめかみと後頭部に出やすく、その部分は血管が神経にとぐろを巻く様にらせん状になっていて、血管が膨張すると神経を締め付ける状態になり、よって片頭痛が起こる、とありました。よって片頭痛が現れると血管を収縮させる働きのあるセロトニンの効用を利用して痛みを抑える薬を服用するのだと。

では便秘さえ改善できれば、ウツも片頭痛も解消されるのか?というと、そう簡単ではないみたいで、上記の説は一説にすぎず、他にも要因があるそうです。
そして便秘に関しても、そう簡単に改善出来ない人もいるようで、その一例が、大腸がある所でねじれていて、よってその部分が狭くなり、そこで便が引っかかって前に進めず、直腸までたどりつけないので便意を感じず、よってひどい便秘になる原因の人もいるそうです。そしてこれは遺伝が影響しているらしく、娘さんが大腸のある所でねじれていたら、お母さんも同じ所がねじれていたケースがあったそうです。よく母娘でひどい便秘持ちと聞いたいた事がありますが、もしかしたらこのケースかもしれません。

ではねじれて狭くなった所を便はどうやって通り抜けるのか?。それは強い伝導運動しかありません。でも便秘によって腸内環境が悪くなり、セロトニンの生成も弱まると、よけいに伝導運動が弱くなり、まさに悪循環になります。
ここで救世主になるのが足ツボだと考えます。
これは以前の情報番組で見たのですが、大腸にバリュウムを入れてレントゲンで大腸を白く映し出し、その状態で足ツボの大腸のツボを押したら、大腸がすぐに大きくうねって伝導運動を始めたのです。あれを見た時、「これなら便を前に前に強く押し出せるだろう!」と思いました。
また別の情報番組では、肛門から内視鏡を入れ、大腸の所にとどまらせて大腸のツボを押した時、これも腸内壁が大きくうねって動き出すのを見ました。
足ツボを押して、反応の早い人なら1時間後くらいに、「あっ!、腸が動いているのが分かる!」と言ってくれた人もいます。また便秘のひどい人でも、便秘が改善される前に、前兆として「腸が動いたのが分かった!、そして翌日には自然排便ができた」と、言ってくれた人もいました。

これが足ツボの不思議なところで、なぜ足ツボを押したら伝導運動を始めるのかは分かっていません。ただ足ツボの特性としか言いようがありません。

このように足ツボで強引に腸を動かせれば、便秘の改善、そしてウツや片頭痛の改善にもお役に立てれるかもしれません!。ただし、何度もいいますが、これは一つの方法でしかありません。これですべてのウツや片頭痛が解消できるわけではありません。でも、トライしてみる価値はあると思います。

*注意 片頭痛の場合は、基本のツボ3ヶ所は押さないでください。押すのは大腸・小腸のツボ
 だけです(押し方にはアドバイスが必要)。
 初めて足ツボを押す方は、同封している使用説明書を必ずお読み下さい。特に女性の場合は注
 意点も。