なぞなぞの著作権インデックス


私は、弁護士に
紛争解決業務を正式に依頼すると共に、
約3日間かけて、
KY氏からのメール、
それに対して返信したメール、
これまでの経緯や関連する事実など、
可能な限りすべて集め、
整理し、文書にまとめ上げ、
弁護士に提出しました。

理論武装を強化するため、
出版関係の著作権に詳しい知人に会い、
著作物と著作権の定義、
なぞなぞの著作権の有無等について、
レクチャーを受けました。

著作権に関する書籍や資料を
久しぶりに見ることになったのですが、
「基本的になぞなぞには著作権はない」
という私の従来からの認識は、
改めて正しいことが分かり、
大いに力づけられました。

また、番組『ペケポンプラス』サイドに対しては、
KY氏からのクレームメールについて、
番組及びフジテレビとしての見解を
まとめておいて欲しい旨を
番組担当者あてに連絡しました。

とにかく忙しかった。
やることも多かった。
その間、
ほとんど寝ていなかったと思います。

ようやくひと区切りついて、
それまで張り詰めていた心に、
隙が生まれたのでしょう。

パソコンに向かっていたら、突然、
ものすごい勢いで涙がこぼれてきました。
そして、
嗚咽(おえつ)が始まり
止まらなくなりました。

※嗚咽…むせび泣くこと。すすり泣くこと。
※むせび泣く…声をつまらせ、
         しゃくりあげるように激しく泣く。
(広辞苑より)

大の大人が、
しかもいい歳した中年の男が、
むせび泣く姿というのは、
傍目にはみっともないものでしょう。

私自身、
感動する映画やドラマを観て、
時には、アニメを観たり、漫画を読んだりして、
涙を流すことは時々あります。

しかし、
悔しさで涙を流したことは、
「嗚咽」「むせび泣く」などということは、
社会人になったからの20年以上の間、
一度たりともありませんでした。

今での、あの時のことを思い出すと、
悔しさの記憶が込み上げてきて、
自然と涙がこぼれてしまいます。

仕事で大失敗した時も、
ショックで茫然すると同時に、
死ぬほど落ち込みはしましたが、
その時でさえ、
涙は少しも出ませんでした。

「人は悲しすぎる時は涙は出ない」
とよく言われますが、
それは悲しさの種類によるのではないか、
というのが私の実感です。
誇りをひどく傷つけられた人間は、
やはり涙を流します。

これほどまで、
私に悔し涙を流させたKY氏を、
私は決して許しません。


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