昨日は維新政治塾。前回と今回は、講義の後、2時間かけて塾生の皆さんにディスカッションをしていただいています。その様子のニュース記事 が出ていましたね。


私も20人の塾生の皆さんの担当をさせていただいたのですが、改めて感じるのが、「話す」と言うことの難しさ。


普段なにげなく、家族や友達、知り合いと話すことは簡単かもしれません。


それを、大勢が見ている前で自分の意見を発表するとなると、急にハードルが上がります。


ディスカッションの前に2つのことを伝えました。


ひとつは、決められた時間内で自分の意見を述べること。(今回は2分に設定しました)


もうひとつは、相手に伝わるように考えて工夫すること。(内容、動作、間の取り方など)


言うのは簡単ですが、とても難しいことだと思います。


特にひとつめの時間を守ると言うことは、慣れているはずの政治家でも出来ない方が多いです。

3分間と言う時間が設定されているのに知ってか知らずか10分以上延々と話し続ける。この傾向はお年を召した方に多い気がします。とある会合では、3人続けて3分間が10分になり、その後の進行が大幅に遅れていました。話したいことがたくさんあったとしても、やはりそこは時間をしっかりと守る。その中でまとめるのが話し手の腕だと思います。


相手に伝えるということに関しては、そのシチュエーションによっても変わってきます。


ディスカッションなのか、スピーチなのか、街頭演説なのか。このあたりは橋下代表は本当に上手いですね。


状況によって話し方、内容を工夫して、どんな場面でも必要なのは「相手に伝える」ということ。独りよがりの話ではいけません。これも出来る人は政治家でさえ多くはないと感じています。


維新政治塾は土曜日の日中を丸々費やして、担当の負担も重い(もちろんノーギャラ)ですが、塾生の皆さんからも多くのことを学ばせていただいています。全国から大阪に集まって、皆目を輝かせて大真面目にこれからの日本の話をしているんです。これだけでもワクワクしませんか?


今後は街頭演説も予定されています。楽しみです!