毎日
子供たちといっしょにいる。


私にとってそれは当たり前のことじゃないのです。だからこそ本気で

向き合います。


癒しの時間であり

そして学びのときでもある。
 



一生のうちで
一度でもいいから

本気で何かを育てる、
ということを体験してみるといい、

と、私は常々思っている。


自分以外のものに本気で向き合うこと。
育むという感覚。

そこで知る限界、
見せつけられる自分、
そして

深い歓び。


何かを本気で育てようとするときに知る
自分の小ささ。弱さ。無力さ。



打ちのめされて初めて見えてくるものがある。

それは尊い
自分自身との出逢いであり、

そこから本当に人生が始まる、とすら
言えるほどの面があると思う。


少なくとも私にとってはそうだった。


こどもは本当に正直な

わたしたちの鏡だ。




子どもたちとわかちあう大事なもののひとつが呼吸だ。
 
眠る前にいっしょに、
ゆっくり息をあわせる。
 
ちいさな瞑想の時間。
 
それを共に持つことがもたらすギフトは大きい。
 
 
小さい頃喘息に苦しんだ。
都会の空気で、すぐに喉や鼻が反応する私にとって
 
 
呼吸もまた、
あたりまえのものではないのです。
 
だからこそ。
大切なもののひとつなのです。