【天使と悪魔】 著者:ダン・ブラウン | 勝手に書評

【天使と悪魔】 著者:ダン・ブラウン

著書:天使と悪魔


【一言評価】

情報満載書



【こんな方にお薦め】

知らず知らずに芸術に興味を持ってみようかと思う人

科学と宗教の対立に興味のある方

ダヴィンチコードを読まれた方

新しい門を叩きたい方

会社の上層部の方などでスピーチや決意表明をする人


【管理人感想】
ダヴィンチコードで有名になったダン・ブラウンの作品の一つ。

ウンチクがすごいです。そして分かりやすいです。

二回三回と読んでも得られるものがある本。(いや、二三回は読まないと満足できない)

本書で「イルミナティ」という秘密結社が登場するがこれは本当にあるらしい。


イルミナティ――17世紀にガリレオが創設した科学者たちの結社――の紋章はこの世に存在するはずのない紋章のはずだった。(イルミナティのメンバーを調べてみたら面白い結果がでるよ。)


聖女 テレサの法悦

ダヴィンチコードの時もそうだったが、ダン・ブラウンの本を読んでいると

色んな美術品が登場し、必ずその美術品がどんなものか見たくなる。

すぐ見たい!!今すぐ見たい!!となってしまうので

本書に登場するベルニーニ作の「聖女 テレサの法悦」をアップする→


ベルニーニの彫刻すごいね。


ベルニーニって何者?!

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598年-1680年)

ナポリ生まれ

バロック美術を代表する芸術家の一人

彫刻家として有名だか建築・噴水などにも腕を振るっている。

瞬間的な表情・動作や対象の材質感を大理石で表現するという驚くべき技巧により、若くして名声を確立した。

ベルニーニ初期の代表作「アポロとダフネ」は27歳くらいの時の作品?!すごすぎます。興味ある方はぐぐってみてください。


聖女 テレサの法悦 アップ

あ、「聖女テレサの法悦」の顔だけ大きくアップしておく

どぉ?すごくない?

顔だけ大きくしてみると息遣いまで聞こえてきそうでしょう。

日頃何気なく見ていた(多分)美術も、ダン・ブラウンの小説を読めば

違った見方ができる。

記憶に残る方法の一つになる。


そしてちょっと変わった見方?!として、

下巻に登場するカメルレンゴの言葉に注目!

決意表明に応用できそう。

欧米人は演説がうまいから(笑)


上下巻の長編だが1回目は下巻が面白く

2回目は上巻が興味深い。


<参考>

著者: ダン ブラウン, 越前 敏弥
タイトル: 天使と悪魔(上)
タイトル: 天使と悪魔(下)


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