●子どもの宿題、誰の宿題?

こんにちは。保健師マザーズコーチの中見真琴です。

今日は8月16日。

お盆休みも終わり、少しずつ通常モードになる方もいるかもしれませんね。

お盆、いかがお過ごしだったでしょう?

皆様、お疲れ様でした。

さて気がつけばもう、夏休みも終盤にさしかかってきましたね。

「宿題どうしてます?」というような声がそろそろ聞こえてくる時期なので、今日はその辺のお話です。

「子どもが小さい頃の夏休みの宿題は、ママの宿題だ」なんて話も聞いたりする、宿題。

いやぁ、それって大変だー。

作文を書かせるために親がかかりっきりで、最終的には親が言ったことを書きうつすだけになっちゃってた、とか。

とにかく親が声をかけないと全くやらなくて、一体どうしたら…とか。

最近は宿題代行なんてサービスが出てきたりという話も聞きました。

(まだ使ったことがある人に出会ったことはないんだけど)

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ママの苦行のようにも感じられる、夏休みの宿題。

これ、どうしたらいいんでしょう?

でもね、でもね、私は「ママと子どもが成長していくこと」を目的として活動している保健師マザーズコーチ。

私としては、声を大にして言いたい。

子どもの宿題を親の宿題にしちゃダメですー!

怒られたらかわいそうだと思っちゃいますよね。

先生からも、「見てあげてください」って言われるんですよね。

わかりますわかります。

そしてそれは、とてもとても優しい。

でも、子どもの宿題は、子どもの責任で、子どもの学びの機会です。

学びの機会を奪っちゃだめですよぅ。

でも、宿題を忘れて最後に泣きながらやるのも一つの学び。

最終的に先生に怒られるのも、一つの学び。

むしろ、宿題代行などで「どうにか先生と親をごまかせばなんとかなる」というような学びをしてしまう方が、問題じゃないかなーと思います。

(でもねでもね、「どうやったら楽にできるか」ということに頭を巡らせるようになることも、一つの学びかと思ってますけども)

子どもは、ちゃんと学んでいるんですよー。

もちろん、親と一緒に必死でやることでも学ぶことはあると思います。

「親に怒られた」という記憶でも、学びはあると思います。

子どもは鉛筆を持つ以外のことでもたくさん学んでます。

だからこそ、「宿題をするかしないか」という視点ではなく、「これでこの子は何を学ぶか」という意識にしてみるといいと思うのです。

そうなると、親の仕事は「宿題をやれ!」と怒ることや、代わりにどうにかしてあげることだけではないってことになると思います。

とはいえ、ほったらかしにするというわけではないのです。

「宿題、どうやったらうまくいくのかなー」って学ぶ手伝いも色々あるのですが、子どもごとに色々あるよなーって思ってたら、長くなっちゃった。

ということで、また明日に続けまーす。