●男の人は親になるのに時間がかかる

こんにちは。中見真琴です。

「夫が赤ちゃんに(子どもに)ちゃんと接してくれない」とい不満を持っている人、結構いるようですね。

先日、産後クライシスについて書いたりしましたが、男性と女性で、育児に対しての気持ちがずれているということは、本当によくあるように思います。

奥さんがすごく頑張って、家の中を回していたり、旦那様が仕事から疲れて帰ってきた時に少しでも楽になるようにと、寝かしつけまで終わらせていたりしていても…。

家の中がうまくいっていて当たり前。

こんなに寝る子なのに、何がそんなに大変なんだ。

ちょっとくらい起こしてもいいじゃん、俺だって起きてるとこ見たいし~。なんて。

もう、内心「離婚してやりたい!」と叫んでいるママさん、たくさんいます。

なんでこんなに大変なの、わからないんだ!って。

でも旦那は、さらに言ったりするんですよね。

「だって、自分の母親それほど大変そうじゃなかったし…」って。

それはあんたが小学校にあがったくらいの記憶だろ~!

乳幼児期でめっちゃ苦労かけてた時期のこと、覚えてんのか~!!ってな感じですよ。

でもね。男の人は、結構悪気ないんですよねこれが(苦笑)。

「どうしてそんなに大変なのかがわからない」んです。

本当に、純粋に。

だから年をとってから、いきなり離婚届をつきつけられて驚いたりします。

でもね、もちろんママとしては、旦那様と仲良くやりたいんですよね。

喧嘩をしたいわけじゃない。

人生を共にしようと思って一緒になった人ですもの。

一緒に苦労を分かちあって、毎日を楽しくなるように紡いでいきたい。

そのためには、どうしたらいいのか。

それは、やっぱり相手にもやらせてみることだと思います。

責任感が強い人ほど、頑張っている人ほど、旦那様に任せることができなくなることが多いようです。

手伝ってもらってももたもたするのが見ていられなくて取り上げちゃったり、口出されるのが面倒で、「もうあなたには期待しない!手も口も出さないで!」と言っちゃったり。

しんどいけど、相手も初心者です。そして、将来手伝ってもらえるようになる(かもしれない)大事な人です。

今まで家事や育児など、頑張ってきた先輩としては、右も左も分からない人がやってくると邪魔だったりしますが(笑)、ここは、後輩指導と思ってもいいかもしれませんよね。

いきなりベテランになんか、なれませんから。

家事も育児も、まず体験してもらいましょうよ。

旦那様にとっても、人生を深く味わう素敵なチャンスだと思います。