産後うつの話、続きです。
自分が産後うつかどうかわからない、
というか、
本当にしんどい状態って、自分を客観的に見られない状態だったりします。
そんな産後うつのチェックとして、
イギリスで開発されたという、「エジンバラ産後うつ病自己評価表」というものがあるんです。
健診などで、受けた人も多いかもしれませんね。
というか、うちの市町村では乳児健診時などにやってます
これでうつの診断が出るわけではないのですが、だいぶ精神的に疲れてるんじゃないか、というようなことがチェックできます。
ここに全文載せようかとも思ったのですが、
高得点が出た人を保健師として追跡ができない、というような、ちょっと私自身に抵抗があったので、
あえて、全文載せるのはやめておきます。
(全部載せるのは長いというのもあるし)
調べてみたら、エジンバラとは別のうつのチェックもありました。
【参考】産後うつ病の自己診断表 (岡野禎治氏診断による診断表)
こっちも紹介
☆気分がひどく落ち込む
☆今まで関心があったものに対して興味がわかない
1.いつも疲れている様な気がする。
2・気持ちよく眠れない。不眠症気味である。
3・常に原因が分からない不安感がある。
4・イライラして家族や夫に当たってしまう。
5・自分は生きている価値がないと感じ、将来に希望が持てない。
6・集中力や、記憶力、判断力が低下した様な気がする。
7・拒食や過食気味である。
8・自分の外見に気配りがなくなる。
9・夫や赤ちゃんに愛情が持てない、感じない
(☆の質問二つに当てはまった上で、 下の9つの質問に当てはまる場合には
早めに精神科や心療内科受診を)
前の記事で、
産後うつの対処法に、
人に話す、
自分の時間を作る、
家族や友人の協力を求める、
という風にありましたが、
本当のことを言うと、
できるだけ早い段階で、診療内科、精神科、神経内科などを受診するのが一番正しいです。
こういった病院に抵抗がある人が多いのはわかるんですが、
本当に、あっさりと薬で治るということもあるんですよ。
対処が早ければ早いほど、治りも早いと聞いています。
最近多い、虐待の話はこの産後うつがかなり関わっているんじゃないかと
個人的には思っています。
頑張りすぎているママさんのためにも、子ども自身のためにも、
「あれ?私最近ちょっと変だな。なんかしんどいな」と思ったら、
自分の頑張りが足りないなんて思わずに、どうか、病院にも行ってくださいませ。
どうしても抵抗がある場合には、近くの保健所へ相談を。
個人的には、
そういった病院などに行くのもみんな抵抗がなくなるような社会になったらいいなと思ったりしているんですけどね…。
産後うつのネットワークもありました。
こちらもご覧くださいませ。
ママブルーネットワーク