●「ちょっと待って」をどう伝える?

こんにちは。保健師マザーズコーチの中見真琴です。

昨日の記事で、「子どもにとって『ちょっと待って』はものすごく長い時間に感じるのかも」というお話を書きました。

私たちだって、例えば「ちょっとここで待っててね」と言われてそのまま1ヶ月とか音沙汰なかったら「…どうなってるの?」と思ってしまうはず。

時間の感覚が大人と子どもで違うのならば、子どもにとって、「ちょっと待って」がこんな風に感じられてるかもしれないんです。

じゃあちゃんと、全てに即座に応えるかって言うと。

…うん。無理ですね(笑)

じゃあどうするか。

方法は色々あるかもしれませんが、その中の一つを今日は紹介。

それは、「時間を見える、感じられる状態にすること」

どれくらい待てばいいのかわからず、ただ待つ、というのはとっても辛いです。

でも、待つことに終わりがくることが確実とわかっていれば、ちょっとは頑張りやすいのです。

時計を見られる子どもなら「あの時計の長い針が12のところに来るまで待って」とかいうのもいいかもしれませんね。

でも、小さい子はそれが難しい。

時間の概念がわかってくるのは、実は4歳くらいから。

それまでは、ほんのちょっと前も、昨日も1週間前も、区別がつきにくいんだそうです。

(そういや、過去は全部「昨日」っていう時期、あるんですよね)

時間の概念も、数字の概念もまだできてない頃ならば「100数えてね」というのも難しい。

そんな頃にお勧めなのは好きな音楽を使ったりすることです。

「この音楽が終わるまで待ってね」だと、結構理解してくれる子も多いんですよ。

他にも、
● 砂時計が落ちるまで
● テレビのこの番組が終わるまで
などなどあります。

お子さんが好きになりそうなものでお試しくださいませ。

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時間の概念がまだない子ども達に「ちょっと待って」を伝えるのは結構大変。

でも、「なんで待てないの!?」って怒るより、「今こういう時期だからどうしたらいいかな」って考えると、行動も変わってきたりしますよね。

いろんな方法、試してみてくださいね♪

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