ママが!
ママがついに…!

i-phoneに
機種変更しました!!!!

ついにこの日が来てしまった。

「だぶるくりっくってナニ?」

というレベルの人間が、
なぜスマホを持つ必要があるのか。


「だって、電車ん中で
ガラケー出すの
恥ずかしいんだもん。
誰もパカパカしてないもん。
メール打てないもん。」



そうだね、恥ずかしいね。
「おしゃれオバフィフ」
(over fifty)
の名が廃るね。


というわけで、
GWで帰省中の私が、
初期設定をすべて
請け負いまして、
先ほど必要そうなアプリも
全部DLして差し上げました。


しかし、大変だった…。

もうそれはそれは、
大変だった…。




「アプリって何?」

「タップ???」

「おーえす???」

「アップロードって何の道?」

(そのロードじゃない。)
(むしろ狙ってボケやがった)


いちいち、
「アップデート、
つまり更新の際に…」

と、説明しまくったから、
大真面目にルー大柴化。

ルーすごいよ。
笑っちゃいけないよ、
偉大だよあの人。
盛大に寛大だよ。
とにかくものすごく
大きいよ。






そんな感じで一通りの
やりとりを終え、

「わからない言葉を
教えるのって、
大変だね…」


とつぶやいたところ、


「そうだよ!
そうやってママは
いろいろあんたに
教えてきたんだよ!」



と言われて、
ちょっとハッとした。




何を言っても
「・・・ん?」
はぐらかされる
ママとのやりとり。


「ちっとは自分でggれやぁぁぁ!」

と言い放ちそうになるのを
こらえながら、
理解できないママ自身も
自分に苛立ってんだろうなー、
ってわかるんだけど、
でもやっぱりめんどくせーとか
思ったりしたんですが、
子供に言葉教えるのは、
もっと大変だっただろうなーと。


思い起こせば
「なんで?」
と聞いたことには、
ちゃんと答えてもらってた。

いつからかそれが、
一緒に話し合うようになり、
最近は逆転するようになって、
だんだん私が教えることも
多くなってきて、
こうやって恩を返していくのかなー
と、なんだかしんみり。


そう思ったら、
猛烈にぎこちないタップで
一生懸命メール打ってる姿が
とても微笑ましく見えて、
もうちょっと付き合ってやろうと、
思ったのでした。



ちなみに10分かけて
初めて打ったメールは
「でへへ」
でした。


がんばれ、オバフィフ!
負けるな、オバフィフ!