ただいまお仕事でデータの分析をしております。
たとえば、来場者の居住地のシェアを出したり、
いろいろやっているんですが、
そのときにぶち当たった壁について。

最初は愛知県を5つのグループにわけてみました。

・名古屋市
・尾張
・知多
・西三河
・東三河

こうしたときに、出てきた疑問。

「長久手って尾張?」
「日進も尾張?」
「みよしは?」
「え、東郷町は?」


そう、あの辺りあやふやなんです。


というわけで、
戦国時代、愛知県が2つに分かれていたときの、
三河と尾張の境目を調べてみました。

調べたところなんと、
衣浦湾に注ぐ、その名も
「境川」という川があるとのことでした。



photo:01
※愛知県HPより抜粋



自治体名で言うと、沿岸部から北に、
半田市-東浦町-大府市-豊明市-東郷町-日進市-長久手町-瀬戸市
これ以西(上記市・町を含む)が「尾張」。

碧南市-高浜市-刈谷市-三好町-豊田市
これ以東(上記市・町を含む)が「三河」。

らしいです。
※yahoo!知恵袋より抜粋




それよりもなによりも、
私が気になったのは、
一緒に作業をしていた尾張出身の子の一言。




「日進とかが尾張って言われると、
なんかちょっと心外なんですよね。」







ん・・・?

心外・・・?





もしかして、尾張と三河って、
やっぱりいがみ合ってる?

まさか埼玉と千葉くらい、
いがみあってたりするのか・・・!?






というわけで、さらに調べてみました。

このサイトがとってもおもしろい。

尾張 vs 三河


要するに、
尾張は信長、秀吉の出身地、
三河は家康の出身地ということで、
尾張人は三河人のことを、
ちょっと見下しているらしい。

一方三河人は三河人で、
TOYOTAのお膝元ということで、
愛知の経済を担っているのは
三河だ!と言い張っているらしい。


個人的に、とても共感できたのは、

実を言うと多くの県民にもその境界線がわからない。
天気予報で知多半島が三河といわれてさらに混乱。



半田市民としては、
ものすごくそのとおりだと思います。
(ね、知多のみなさん)








で、肝心の仕事の内容に話を戻しますと、
名古屋市をカテゴリー化した時点で、
尾張が東西に広がりすぎる。
分析する際に、使いづらい。

結果→

・名古屋市
・長久手界隈(日進・東郷・長久手・みよし)
・海部郡界隈(津島・弥富・蟹江など)
・知多
・西三河
・東三河











調べた意味あんまなかったわ・・・




※尾張・三河の境目に関しては諸説あります。
※このブログはあくまで私個人の見解ですのであしからず。