【生い立ち】中学生時代 | 唯一無二の生きた”一筆龍”をあなたに

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こんにちは、永田です。

 

 

 

今回は、暗黒の中学生時代について記載します。

 

 

 

はっきりいって、家庭内でも学校内でも

 

あまり良い思い出は無く、

 

写真もほとんど残っていません。

 

 

 

 

 

分かるしょ?

 

 

こんな感じで・・・  全然笑ってないし

 

アルバムを探しても、中学生時代の写真はこの程度しかありませんでした・・・

 

 

 

ですので、今回は文章メインでお伝えします。

 

 

今回の記事で書くことは、妻にもほぼ話したことはありません。

 

というか、誰にも話したことはありません。

 

嫌な思い出だから話したくなかったんです。

 

 

 

自分の中では嫌な思い出でも

 

第三者からみると、

 

「そんなの大したことじゃないでしょー」とか、、、

 

 

「私なんて○○だったんだよー」とか言われますけど、

 

 

 

その時、自分の中では、

 

死にたくなるほど苦しい思いをしたのは事実で、

 

 

それは何かと

 

 

比較することも、比較されることも拒んでいたわけです。

 

 

 

 

 

中学時代は、6歳くらいから始めていたサッカー部に入りました。

 

 

顧問のK先生は、当時20代でバリバリの現役顧問。

 

 

 

入部してすぐに、岩見沢で練習試合があり、

 

いきなりレギュラーに選抜されました。

 

 

レギュラーは試合直前に発表されるのですが、

 

上級生の影に隠れていたので、

 

まさか自分はないわ~と思っていたら・・・

 

 

 

K先生から指をさされ、

 

 

「おい、お前、右DF(ディフェンダー)な!」とまさかのレギュラー出場。

 

 

まだ名前も覚えられていない状態でした。

 

 

それからも、1年生ながら毎試合レギュラーで出ていました。

 

 

 

 

今思うと、

 

小学生の頃はかなり活動的な少年でしたので、

 

スポーツをしてきた子と、そうでない子は、体の動きが違います。

 

 

そんな動きを部活の練習中に見て、

 

レギュラーに選んでくれたのかと思います。

 

 

ここまでは順調にみえますが・・・

 

 

■□■□■□■□■□■□■□

 

家庭では、私が小学4年生くらいの時に

 

日本経済のバブルが弾け、

 

自営業をしていた父親の会社も例外なく、傾いていきました。

 

 

 

自営業の経営は、一般企業でのサラリーマンと比較して

 

3倍くらいの売り上げがないと、

 

生活していくのは難しいと言われます。

 

 

また、人付き合いや取引先とのネットワーク構築・維持も重要です。

 

 

 

今だから理解できる部分もありますが・・・

 

父親はお酒と人付き合いは好きな人でしたし、

 

人から借金をする事に関しては

 

天才か!

 

と言われるほど借りるのがうまかったようです。

(母親談)

 

 

 

毎日のように関係者と飲みにいっては、

 

夜中2~3時くらいに大声をあげて帰ってきていました。

 

酒癖はかなり悪かった記憶が強くあります。

 

 

でも、母親はいつも起きて待っているんです。

(昭和の女)

 

 

 

実家には、玄関にセンサーがあり

 

人が入ると「キンコーン」と鳴ります。

 

 

夜中に父親が帰ってきてその音が鳴ると、

 

目が覚めてしまうんですね。

 

 

帰ってきた!!」と思って

 

今日は喧嘩しませんように・・・」と

 

怯えながら祈っていた記憶が強く残っています。

 

 

 

母は早く父親を寝かせようとおだてるように接していましたが、

 

大声を上げるので、母親と大喧嘩になることも何度も何度もありました。

 

 

母親への暴力もよくふるってましたね。

 

特に私が中学生の頃は頻繁にありました。

 

 

必死に止めたことも何度もあります。

 

 

 

母親に暴力をふるう父親

 

毎日のように酒を飲んでいた父親

 

そして夜中に帰宅するような父親

 

 

いっぺん死んでこい!!

 

おめーのような大人には絶対ならんわ!!

 

と毎日思っていました。

 

 

 

 

私が中学生になると、会社の借金も膨れ上がり、

 

飲みにいけるようなお金もなく、夜中に帰宅するようなことは

 

なくなりましたが、、、

 

 

しかし、母親との喧嘩は絶えませんでした。

 

辛労が続き、何度も母親は倒れ入院していたこともあります。

 

当時借金は3億円ほどあったようですよ。

3億円借りる能力が父親にはあったということです。

それに関しては尊敬しかありません。

 

 

 

 

どんどん、どんどん生活は苦しくなり、

 

母親が父親に対して、

 

もう、どこかに逃げようか・・・と話していたのを聞いたこともあります。

こういった親の真面目な一言って、子供にはかなりショックなんですよ・・・

親が悲しい顔していたり、泣いていたりしたらとても悲しくなりませんでしたか?

 

 

 

中学生までの同級生に

そんな父親の会社に勤めていた人の子供(男)がいました。

 

 

中学1年生の冬くらいだったか、

 

給食の時間にその子はクラス全体に伝わる声で

 

 

 

「どっかの社長のバカ息子のせいで

 

親からスーファミ買ってもらえなかったし!!」

 

 

と言いました。

 

 

 

 

この言葉は自分を指していることはすぐに分かりました。

 

 

 

一瞬目の前が真っ白になって、

 

自分が存在していることを客観視しているような感覚に陥ったことを

 

覚えています。

分かります?自分が自分じゃないような感覚です。

 

 

 

まぁ、それくらいショックを受けたんです。

 

その日の給食は喉を通らずほぼ残しました。

 

 

 

 

この時くらいからでしょうか・・・

 

子供の頃は誰とでも仲良くなれたのですが、

 

自分をさらけ出すことを遠慮(恐怖)するようになった瞬間

 

であったような気がします。

 

 

 

中学生って、子供と大人の中間のような思春期真っ盛りですよね。

 

体も大きくなってきて、

 

友達同士の喧嘩も派手になります。

 

地元も治安は良くはありませんでした。

私は当時背も低いほうで、体も小さくおとなしい子でしたが・・・

 

 

その子に対し、

「俺のせいってどういうことじゃボケー!!」

 

と殴りかかるような勇気は無く、

 

 

 

ゴクリ・・・とその言葉を飲み込みました。

 

 

 

 

こうなると、体が思うように動かなくなってくるんです。

 

心と体のバランスが完全に崩れていましたね。

 

 

そして、ずっとレギュラーで試合に出ていたサッカーにも変化が起きました。

 

 

2年生の秋だと思います。

 

このあたりから、途中交代することが多くなり、

 

ほどなく試合に出ることはほぼ無くなりました。

 

 

代わりに、後輩やそれまで出場機会の無かった

 

同級生がレギュラーとして出るようになりました。

 

 

K先生には何の恨みはなく、当時の私の動きをきちんと

 

見ていたと思うので適格な判断です。

 

 

 

でも、悔しかったですよ~

 

 

試合に行っても、

 

シューズやユニフォームが汚れることなく帰ってくるんですよ。

他の子はもともと同じ思いをしていたのでしょうが

 

 

 

ある日、母親から、

 

「試合観に行こうかな♪」と言われた時に

 

 

「恥ずかしいから来ないで!!」

 

と言いました。

 

 

 

中学生にもなって・・・

 

思春期だから・・・

 

恥ずかしいのではなく、

 

 

試合に出ていると思っている母親に、

 

試合に出ていない自分の姿を、見せる勇気が無かったんです。

 

 

 

 

 

「病は気から」

 

とよく言いますが、

 

 

これ、本当ですよ!

 

 

 

病気にはならなかったものの、

 

思うように動けなくなり、足も速いほうでしたが、

 

運動会で、一度も負けたことのない

 

友達に負けるくらいでしたから・・・

 

 

心が崩れると、必ず体に変化が起きます。

 

 

 

中学生時代はこんな感じで過ごしました。

 

そして、一番見せたくなかった過去を

 

お見せしました。

 

 

 

中学生時代の嫌な思い出は、

 

今でも時々夢に出てくることがあります。

 

 

目が覚めると、当時の気持ちを思い出し、

 

「こんな気持ちで仕事に行くのか~」

 

という感じでした。

 

 

 

 

でも、こうやって当時の気持ちを

 

振り返りながら書いてみて・・・

 

 

 

自分の中で触れたくない、

 

ましてや人に(妻にさえも)話すなんてありえないわ!!

 

 

と思っていたことを吐き出すと、

 

 

かなり気持ちがスッキリしています。

 

 

 

 

サラリーマンを卒業して、

 

すべて自分の責任でやっていくぞ!!という覚悟をすれば、

 

自分をさらけ出すなんて楽勝ですから。

 

どう思われようと気にならないです

 

 

 

次回は高校生時代へ続く

 

 

~1年後の自分へ~

1年前の今日、おまえは一番見せたくない過去を見せた!

今やろうと悩んでいること、、、

怖いかもしれないけど、

勇気を出して進んじゃえ~!!