湾岸クリテ Polar CS600データ | サトシの自転車ブログ

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湾岸クリテのデータをアップします。


コースのポイントは、ゴール直後の180度ターンと、ゴール前180mくらいにある最終コーナーです。

180度ターンでは集団後方にいると、集団前方より加速に要する出力が増えるので、集団前方に位置する方が楽です。


また、ゴール前の直線は200m未満のため、最終コーナーを抜けた順位がゴール着順に大きく影響するので、最終コーナーでの位置取りが重要になります。



2つのポイントを踏まえ、レースでは常に集団前方で展開することが必要とされるレースでした。


【 予選 】



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平均心拍 : 194

最大心拍 : 215

平均スピード : 41.5km/h


私は1組目で出走しました。


レースのペースは、ラスト3周まではそれほど速くなく、淡々と進みました。


後半はゴールにむけての位置取りが激化し、180度ターンのコーナーでは、無理にインから突っ込んで前輪ロックする選手がいたり、かなり危険な状態が続きました。


ここ数年、レースでの秩序がなくなったように思います。

リカバリできるテクニックもないのに無理するから最近変な落車がふえてますね・・・


半分を過ぎたあたりで、気持ち悪さと、体に痛みが出始め、呼吸が困難な状態になり、ポジションを下げてしまいました。


ラスト1周では、ペースが上がり、前方で中切れ。

中切れするようなペースでもなく油断していたので、かなり焦りました。


中切れするような位置にいる自分が悪いのですが・・・

最終コーナーは14位で通過。

前との差は結構開いていましたし、体に力は入らず、まともなスプリントもできないし、やばい状態でしたが、3人まくって11位でゴールしました。


10位の選手がサイン忘れで繰り上がり10位で運よく予選通過です。


心拍データはラスト3周までは198位で推移し、ラスト3周からは200を超え、ゴール直後は215まで上がっていました。


10年以上前、心電図を付けたエルゴメータでの測定では217拍まで上がったことがありましたが、実走では過去最大心拍を記録しました。


明らかにいつもより心拍が高く、異常だったようです。



【 決勝 】



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平均心拍 : 194

最大心拍 : 204

平均スピード : 40.3km


私は半分を過ぎたあたりで失格となったので、レース全部のデータではありません。


決勝は前半から激しい展開が繰り返され、集団はペースが安定せず、不安定な状態でした。


位置取りも、序盤から激しく、位置取りが激化する180度ターンでは、位置取り争いでの落車のリスクを避け、集団後方でコーナーを大回りしてコーナーを抜けた方が体力の消耗が少ないと判断し、集団後方で展開しました。


序盤から体に痛みが出始め、呼吸がきつくなってしまいました。

1度目の落車に巻き込まれ、2周のニュートラルで立て直そうとしましたが、回復せず依然きつい状態がつづきました。


2度目の落車では、中途半端に巻き込まれ、ニュートラルを使えず、集団復帰に力を使い、ほどなくして集団からちぎれてしまいました。


先月から最大出力強化を実践してきたし、8月に入ってからはクリテリウム対策として、加速のインターバルをこなしてきたので、完走は余裕にできると思っていました。


しかし、体の痛みでまともに踏めず、せっかく鍛えた足を使うことなくレースを終えたことが悔しいです。


体の強さも自転車選手としては必須ですので、結局、 『選手としての弱さ』 を露呈するレースとなりました。


レース前、このコースでは予選を通過することすら難しいだろうと感じましたが、決勝に乗った自分以外の大半の選手は常に妥当な結果を残す選手ばかり。


実力があれば、難しいコースでもしっかり結果は出せるものだと思いました。


決勝、予選の位置取りも、周りの選手に普段からちゃんと走れる選手という認識を持ってもらっていれば、集団前方で位置することが許されたと思いますし、決勝を走りきることすらできなかったことは実力のなさを証明する結果となりました。


弱さをしっかり受け止め、改善に努めたいと思います。