八段戦


先週の日曜日、4月21日。
みんなで、畠山副師範の出場された全日本剣道選抜八段優勝大会(結果はこちらです→http://www.kendo.or.jp/competition/senbatsu-8dan/11th/result/)に応援に行きました。

ブログを書くのが遅くなってしまい申し訳ありません。


この大会、通称八段戦とは

全国500余名の八段受有者の中から、受有後5年を経た65才以下に該当する100余名が抽出され、さらに選考委員会において厳選された心技ともに円熟した32名によって行われるトーナメント方式の大会です(全剣連HP:http://www.kendo.or.jp/より)


恐ろしいほど狭き門の、日本最高峰ともいえるような大会です。
毎年愛知県の中村スポーツセンターで行われています。このような大会を直接見に行けるだなんて、本当にありがたいです。


そしてこの大会に出場される副師範の凄さを改めて実感します。
副師範に教えていただいている私達は、幸せですね。


選手の先生方は剣道日本や剣道時代で見かけるような先生方ばかりでした。
(ミーハーですみません)
試合前から厳格な雰囲気で、開会式は何故かつい私まで緊張してしまいました。


試合はどれも緊迫したもので、レベルが高く、どの選手の剣道も完成されたもののように感じました。
私にもわかったのは、無駄な動きや打ちをする人がいないなぁということだけでした。
何かを考えさせられるというより、ひとつひとつの技に本当に魅せられました。


正直、これらの試合を見て、明日からの稽古にこう活かそう!こうマネしてみよう!と思える程の技術や経験を私は持っていません。
ただ、試合は見ていてとてもわくわくして、感動する場面も多くて、いつかこんな剣道が出来るようになったら…と思わせてくれました。

そして、剣道って綺麗だなって思いました。すごく単純な感想ですが、初めて剣道の試合を見た時のことを思い出しました。
今はまだそれだけでも十分かもしれません。


副師範の試合は惜しくも延長後に一本取られてしまいましたが、普段見ることのない副師範の試合を目の前で見れたことはとても貴重なことです。試合中の副師範、とても格好良かったです。


八段戦を見るのは五年目ですが、今年は予定があり残念ながら最後まで見ていくことが出来ませんでした。
この試合では毎年たくさんの感動をもらいます。来年も見に行くのが楽しみです。



名古屋大学 剣道部
三年 山田