2/1(日)【番外京都編】東京電撃映画祭 with 鉄ドン 開催告知! | 友松直之のブログ

2/1(日)【番外京都編】東京電撃映画祭 with 鉄ドン 開催告知!

○東京電撃映画祭【番外京都編】with 鉄ドン

●上映作品
「マッチ売りの殺人少女」(監督/友松直之 出演/緒川凛 ももは)
峠のトンネルに現れるマッチ売りの少女。その姿を見た者は一週間以内に焼け死ぬという。ご当地怪談に挑む地方のケーブル局スタッフたちだが、取材を進めるうちに、彼らは三十年前の村ぐるみの犯罪を暴き出してしまう。

「裸の修道女」(監督/田代尚也 出演/衣緒菜)
「あなたは神を信じますか?」男は裸の修道女に捕まり、罪を告白せよと責められ…超不謹慎宗教エログロSMスプラッターファンタジー映画! タイトルに偽りなし、全編ずっと裸の修道女が執拗に「悔い改めよ」と責める男の罪とは?

「余命3ヶ月半の花嫁」(監督/中沢健 出演/サン・ジュナ)
思い病にかかり、余命3ヶ月半の宣告を受けた彼女。彼女を愛する彼氏の思い。
一方その頃、話題騒然のDVDが世界中で発売される。
果たしてその内容とは!?

「鉄ドン傑作選」
全てはここからはじまった。プロアマ問わず誰でも参加可能、面白ければなんでもオッケー。二十年を越えて無駄に長い歴史を持つ謎の自主映画集団「鉄ドン」の一本三分の短編馬鹿映画の傑作を厳選してお届けする。


●開催日時
2015年2月1日(日)正午12時~(開場11時)

●会場
Green & Garden (グリーンアンドガーデン)
京都市中京区三条猪熊町645-1(2F)
Email: green_and_garden@ybb.ne.jp / Twetter: @greenandgarden

●入場料
3000円(前売2500円)
※前売りはメールgreen_and_garden@ybb.ne.jpにて申し込み下さい。Twitterグリーンアンドガーデンのアカウントからでも可です。名前、人数明記でお願いします。

●トークゲスト
ももは(「マッチ売りの殺人少女」出演)
衣緒菜(「裸の修道女」主演)
中沢健(「余命三ヶ月半の花嫁」監督)
友松直之(「マッチ売りの殺人少女」監督)

●ライブゲスト
アリスセイラー(「マッチ売りの殺人少女」挿入歌)
KARAふる(「マッチ売りの殺人少女」主題歌)

●サンダーボルトガールズ
倉沢いちは
おみなえし
黒木歩

●問い合わせ
東京電撃映画祭実行委員会(アウトサイド内)
TEL:03-6272-3809



○さあ、東京電撃映画祭としては初の京都乱入である。映画祭などと名乗ってはいるが、単なる上映&トーク&ライブのイベントであることをまずお断りしておかなければなるまい。都内某所(阿佐ヶ谷ロフトA)を根城に不定期開催され、俺友松他、石川二郎、奥渉、田代尚也といったエログロナンセンスVシネマ、ピンク映画、自主映画などの超低予算映画を鑑賞しながら、関連音楽のライブ演奏を聞きつつ、サンダーボルトガールズと称するセクシー衣装のおネエちゃんに半裸給仕させつつ、楽しく下品に飲み食いしようじゃないかという18禁イベントである。間違っても映画鑑賞が趣味という方が足を運ぶべきイベントではない。こんなもん映画かよ! とツッコミなしには鑑賞できない作品ばかりであることは上映作品のタイトルを見ればまずわかりそうなものだが、さらに真面目に上映するのも耐え難く、オーディオコメンタリー上映となる。すなわち監督、出演女優などが上映中、休憩中を問わずトークで喋りまくる。観客の皆様方におかれましてもそこは大人しく鑑賞などせずに、激しくツッコミながら斜めに眺めることを推奨したい。要するにモテない男どもが夜中に仲間の自宅に集まってエロ馬鹿映画を鑑賞する例のあの雰囲気だと思っていただければよろしい。さらに今回はwith「鉄ドン」である。この、作家中沢健も監督として参加する、二十年という無駄に長い歴史を持つプロアマ問わず馬鹿短編映画を愛する者たちによる謎の自主映画集団については説明のしようがないので説明しないが、まあ百聞は一見にしかずで、厳選した傑作怪作馬鹿作その諸作を自分の目で観てその目を疑うか覆うかすればよし。なお、イベント当日のトークやライブゲストはもちろん半裸給仕のサンダーボルトガールズについても写真撮影は無制限にオッケーであり、その後ズリネタにしようがネットに拡散しようがリベンジポルノなど脅迫のネタにしようが一向に構わないどころか面白いのでどんどんやるがいいぞ。



●東京電撃映画祭プロデュース倉沢いちは卒業作品「いちは(仮)」製作決定&出資要請!

 都内三十人くらいの東京電撃映画祭ファンの皆様にお知らせとお願いというか命令だ。いい歳して超低予算エログロナンセンス映画を愛するボンクラどもの為の手作り映画祭、すでに第七回を数え、2015年1月31日(土)にはロフト系列大阪支店ロフトウェストにもお呼ばれし、大阪番外編として「レイプゾンビ一挙上映」再演の快挙を果たし、続く2月1日(日)には京都グリーン&ガーデンで「マッチ売りの殺人少女」他上映の京都番外編 with 鉄ドンと快進撃の続く我らが東京電撃映画祭であるが、その第一回からサンダーボルトガールの半裸給仕でお馴染み皆勤の倉沢(菅野)いちはが来春4月をもって引退する。すでに本人発信情報でご存知の向きもあろうが、これだけ東京電撃映画祭に貢献しておきながらいちは嬢は何と俺組を含むアウトサイド製作作品には一度も出演していないことが発覚した。いやまあオファーしたことはあったがタイミングが合わなかったりしてな。特に我々が不義理とか意地悪とかイジメというわけでもないのだが、これもまたすわりが悪いものではある。という訳で引退すなわち卒業を記念していちは嬢の主演映画を自主製作することにした。だから金寄越せや。という話をこれからする。

東京電撃映画祭プロデュース倉沢いちは卒業作品「いちは(仮)」
主演・倉沢いちは
監督・友松直之×黒木歩
製作・石川二郎/SHIN/電撃チャック
音楽・KARAふる

 窓から見えるあの最後の一葉が落ちる時に私の命も終わると語る病身の少女。名もなきボンクラ親父はこっそりと蔦のからまる壁に少女から見えるようにペンキで一葉を描き足した。落ちゆく枯れ葉は少女の絶望であったが、ペンキの一葉はいつまでも落ちることがなく、逆にそれが少女の希望になる。ボンクラ親父の優しいフェイクが少女の絶望を希望に転じさせた瞬間だ。Oヘンリーは何とボンクラ魂のわかるやつなのか。生きていれば東京電撃映画祭のゲストに呼びたいくらいであるが。さて「いちは(仮)」だ。本作はいちは嬢自身の語りで構成される。生い立ち、少女時代、母との確執、家出、援助交際、心の病。よくある不幸話と嘲笑うべからず。これはあなたに向けていちはが語るいちはだけの物語。魂の慟哭なのだから。家出の夜終電後の線路を独り歩いた。月光を照り返すあの線路はどこに続いていたのか。ヌードタレントいちははどのように誕生しどのように消えてゆくのか。鈍行列車のごとき不器用さでいちははこの後どこに向かうのか。東京電撃映画祭という我らが心の駅に各駅停車どころか二年近くもとどまってくれた彼女を今こそホームでの万歳三唱とともに見送ろうではないか。見送りには餞別が不可欠であり、映画には製作費が必要だ。さあ金を出せ。映画「いちは」(仮題)製作費。一口五千円。出資者は漏れなく2015年3月28日(土)の第八回東京電撃映画祭いちは特集の入場券を進呈する。二口以上出資の方には映画「いちは(仮)」の特典映像付きDVDRを進呈。一口、二口とつまみ食い程度で遠慮せずに、十口、二十口さらにはがっつり完食。毒を食らわば皿を舐め、骨までしゃぶ(られ)る勢いで挑んでいただきたい。振込先は、

幻想配給社 友松直之
三井住友銀行 新宿支店 普通口座 9218139

 受付は2015年1月5日(月)から3月27日(金)まで。さあ、我らが電撃ガールいちは嬢の最期を飾る為に、ボンクラ親父の財布に残る最後の一葉たる札を出せ。悪いようにしないから俺に寄越せ。少女の絶望を希望に転じさせるのはボンクラ親父の優しさでしかあり得ないことを自覚し、それを証明しろ。
 ただしペンキによる福沢諭吉の似顔絵、フェイク札ニセ札の類いはこれを禁ず。