食べると遊ぶ | 市民社会づくりの日々

食べると遊ぶ

今年も残すところ今日と明日の二日間になりました。

 

昨日から年末年始のお休みになったので、大阪から来ている甥っ子たちと遊んだり、美味しいものを作ったりしてリラックスしています。

 

この年末年始にぜひ料理したいと思って取り寄せたのが「ワタリガニ」。

 

今年のたまり場ごはんで一度偶然、ワタリガニと出会い、パスタソースにしたのがびっくりするぐらい美味しかったので、もう一度ベストコンディションで作りたい希望があったのですがそのチャンスがなかなかありませんでした。

 

たまり場ごはんの時はパスタのゆで具合と量の関係でアルデンテで食べられなかったのが心残り。

 

そこで、年末にワタリガニをネット通販で買い、昨日到着したので、パスタにしました。

 

昨日は麺もパスタマシーンで全粒粉も少し入れた動産小麦粉で打ち、通販で届いた大きなワタリガニをぶつ切りにして農園でとれた美味しいトマトと玉ねぎでパスタソースを作りました。

 

それはそれは、美味しかったです!

 

今日もまだカニが残っていたので、再度ソースを作り、今日は市販のスパゲッティで作りましたが、やっぱりうまい。

 

本当なら活ガニが絶対に美味しいらしいのですが、ワタリガニが北海道に届くまでに死んでしまうので、活ガニの入手は困難なので諦めて、冷凍でしたが、それでもかなり美味しかったです。

 

大きなカニが5匹きたので、蒸しガニも作ってみたのですが、カニだけ食べるのなら毛ガニや花咲ガニの方が美味しく、ワタリガニはパスタソースにするのが断然良さが引き立ちます。

 

北海道ではめったにお目にかからないワタリガニですが、また機会があれば取り寄せて作ってみたいと思います。

 

甥っ子との遊びはいつものトランプもいろいろ盛り上がりましたが、今回の大ヒットはお手製の人生ゲーム。

 

次女が中心に画用紙にかなり考えて作ったらしいのですが、それがお手製と侮ることなかれ。

 

本物より面白いのでした。

 

さっきは私、次女、末っ子、姉、妹の夫、甥っ子二人と合計7名でやりましたが、大盛り上がり。

 

昨日は私、次女、姉、甥っ子二人の5名でもやったのですが、こちらも大爆笑やら歓声の渦でした。

 

次女からかなり考えて作った自信作だと聞いてはいたのですが、実際にやってみるとその完成度に再度、感心しました。

 

職業を選択するコースにはプロ野球選手があるのですが、戦力外通告のマスに誰かがとまるとたちまちフリーターに転落したり、全員が掛け金を出して行うじゃんけん大会があったり、サラリーマンやフリーターが救済される仕掛けがあったり、一発逆転の仕掛けがあったり。

 

結局、7名でやったときにはもっともゴールするのに時間がかかり、ろくな職業についたことのない次女が終盤のラッキーの連発で勝利しました。

 

臓器を売り、指名手配犯を逮捕し、子どもがプロ野球選手になったりして臨時収入で怒涛の追い上げ。

 

7名中3名が結婚詐欺にあい、財産の半分をもっていかれたり、漫画やゲームにはまり、1回休んでしまったり、現代特有の社会のリスクも反映されているのでした。

 

次女の一番のこだわりは従来の人生ゲームにお決まりである「結婚」のプロセスがないこと。

 

でも、子育ては大切なので、子どもを授かるマスはあります。

 

「子どもを引き取る」「子どもを拾う」「子どもが空から降ってくる」「子どもが土から出てくる」といずれも子どもは個人の所有や出生ではなく、社会的な授かりものとして登場。

 

子どもは親の責任ではなく、すべての大人や社会の責任として育てていけるようになってもらいたいという願いが反映されているようでゲームの内容の面白さだけではなく、価値観を固定化しないいいゲームです(笑)。

 

そういえば、先ほど末っ子から「お母さんのブログ、リブログされているよ」と教えてもらいました。

 

一昨日書いたFFPの活動の様子を広島の方がリブログしてくれたようです。

 

そんな機能がついているとは知らなかったのですが、関心をもっていただけるのはありがたいですね。

 

特にFFPの活動については大切だと思っていますので、若者たちも喜ぶと思います。

 

2月に向けて冊子を作る計画ですから、こうして関心を持ってくれる人たちにまとまった形を発信できることは楽しみでもあります。

 

さて、明日は大晦日。

 

今年も終わります。