その一言がききたくて | キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

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「夢をカタチに!」 私と一緒に夢を探しませんか?

皆さまこんにちは。

いつも私のブログにお立ち寄り頂き

ありがとうございます。




一昨日の昼突然

「倫、今日の夜、○○さんと飲むんだけど、来れない?」


と化粧品メーカー時代の先輩から電話がありました。



その日は午後から打ち合わせが2件入っていて

少し遅れるけれど、行けそうだったので



「行きます!」

と返事をして、2件目の打ち合わせ終了後、千葉から

新橋まで車を飛ばして行きました。

(私はお酒が全く飲めないので、飲み会でも飲まないんです^^;)



その先輩とは20年近く、年賀状だけのお付き合いだったのですが

昨年、私が千葉に住んでいることが分かり、メールを下さったところ

から、またお付き合いが始まりました。



一昨日は、当時の私達の上司が来るということだったので

仕事が詰まっていましたが、それどころではないと飛んでいきました。

本当に大好きな方でしたから。



本当に久しぶりの再会だったのに、その元上司は

開口一番

「倫、お前今何やってんの?」



「○○さん、いきなりお前ですか^^;

そう来ると思って持ってきましたよ。」


と当Officeのチラシをお渡しすると



「何なに?。日本語もろくに話せなかった倫が

どうしてこんなこと出来るようになっちゃったの?」


ですって。

あははー。最高!

彼らの中では私は「24歳の倫」で止まっているんですね。




20年前、新入社員だった私を

とてもとてもかわいがってくれた先輩と上司。


一緒に仕事をさせて頂いた期間はたった2年。


あれから20年が経ち、またこうしてかわいがって

もらえるなんて、本当に幸せだと思う。




私が営業から帰ってくると、必ず

「倫、今日はどうだった?」

と声をかけて下さるのが、このお二人でした。



良いことがあると

「そうかー。良かったなー!」

ととても喜んで下さり


残念なことがあると

「そっか。でも大丈夫だ!」

と励まして下さった。



何かミスをしても、営業成績が悪くても決してきつく怒ったり、

説教をようなことは一切せず



いつもいつも

「倫、今日はどうだった?」


と聞いてくれた。



そこで毎日報告することで、毎日自分を振り返り

目標設定の確認をし、次への戦略を

自然と考えさせられていたのだということを

今さらながらに気付く。



後にも先にも、あんな風に毎日声をかけて下さった方は

お二人だけだ。



何人もの方が異動でいなくなったけれど

お二人がいなくなってしまった後は

本当に本当に寂しくて、しばらく泣いた。



「倫、今日はどうだった?」



あの一言にずっと支えられてきた様に思う。



いつかまた先輩たちに会う時に

恥ずかしくない自分でいたいと思って今まで生きてきた

様に思う。



20年前、ろくに日本語も話せなかった私が^^;

先輩たちと対等に仕事の話が出来るのが

本当に嬉しかった。

がんばってきて良かったと思う。




そして、20年前にあっという間に戻る。



「えー、○○さん、今日またこれから仕事するんですか?」


「あたりマエダのクラッカーだよ。」



出たー^^!!


20年ぶりに聞きましたとさ。



お若い方には分かりませんね^^;



ちなみに、彼らの名誉の為に付け加えておきますが

とても素敵なおじさま達ですよ、はい^^。




また一つ、帰れる場所が出来た。

もっとがんばれる。



先輩、ありがとう^^。