不安を手放す | キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

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「夢をカタチに!」 私と一緒に夢を探しませんか?

11月26日に仙台にて実施された

「高校におけるキャリア教育実践講習」

には、本当に沢山の方にお集まり頂きました。



懐かしい方との再会があったり

わざわざ私のために本を持ってきて下さった社長さんが

いらっしゃったり・・・


私にとっても本当に嬉しい講座となりました。




定員一杯の50名の受講生の皆さんと

10時から20時まで

「キャリア教育」について沢山語り合いました!!



キャリア教育に携わっている、またはこれから関わっていきたい

と思っていらっしゃる皆様だけあって、グループワークは本当に

熱が入っていました。



お忙しい中、第二部(17時~)から駆けつけて下さった先生もいて

本当に頭が下がる思いでした。




50名もいらっしゃると、本当に色んな意見が出て

私も本当に勉強になりました。




中でも私が共感したのは

「高校生を取り巻く進路環境について」

グループディスカッションをした際に出た意見。



テキストの中に


「進路を考える時の高校生の気持ち」


自分の可能性が広がるようで楽しい ・・・ 25.9%

自分がどうなってしまうのか不安になる ・・・ 49.4%

考えること自体が面倒臭い ・・・ 6.1%

進路のことよりももっと考えたいことがある ・・・ 4.6%

今が楽しければいいので先のことは考えない ・・・ 4.2%

自分の将来にそんなにいいことはない、考えてもつまらない ・・・ 3.7%




自分の可能性が広がっていくようで楽しい

と答えている生徒は「進路についてよく話をする」傾向があり

自分がどうなってしまうのか不安になる、考えること自体が面倒臭い

と答えている生徒は「進路についてあまり話さない」傾向がある。



というデータが載っているのですが

このデータをもとに




「不安は誰にでもある。

不安があることが問題なのではなく、

話す機会があるほど不安が減ると考えれば

もっと話す機会を作ればいいのではないか?


今までは、問題点からアプローチしていることが多かったが

こんな現状でも上手くやれている生徒はいる。


もっとそういう生徒に目を向けて、話題にしたほうがいいのでは

ないか?。」



というご意見を頂いたのです。


全くその通りだなぁと、とても共感いたしました。





話す機会が多い子ほど不安が減るという様に

捉えて頂いたのがとても嬉しくて



「子ども達は親や先生に対して

心配をかけたくない

話しても無駄

言い出しにくい

等、色々な想いがあるのかもしれませんね。



だからこそ私たちの様な外部人材が役に立てることも

あるかもしれません。



親や先生に言いづらいことが

他人だから話せるということもあるでしょう。



人に話しても迷惑になるのではないか

と思う方は多いようですが



自分の不安な気持ちを誰かに話すということは

放すということ

離すということ

になるのですよ。



と以前ある方に教えて頂きました。



生徒の不安な気持ちを手放す、離す

お手伝いが私たちに出来たらいいですね。」




というコメントをさせて頂きました。





人は自分の気持ちを話すことで

癒されたり、満たされたり、安心したり、励まされたり

するものだと思うのです。





それが家庭にあればいいのですが、

そういう家庭環境がない場合も少なくないですよね。




それでは学校で・・・

ということになりがちですが

これもまた当然無理があります。



だからこそ、今地域ぐるみで

キャリア教育を推進していくことが必要なのですね。




この講座に参加して頂いた皆様から

宮城県内にこの熱い想いが、きっと広がっていくことと

思います。





子ども達の夢が

ここから広がっていきますように。


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皆さまの幸せを心からお祈りしています。