ジョン・レノン・ミュージアム | キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~

「夢をカタチに!」 私と一緒に夢を探しませんか?

皆さまこんにちは。

いつも私のブログにお立ち寄り頂き

ありがとうございます。



さて、一昨日さいたまに行った際、

こちらに立ち寄って来ました。


キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121839000.jpg


John Lennon Museum



さいたまスーパーアリーナ内にある

このミュージアム


ジョンの生誕60年にあたる2000年10月9日にオープンしましたが、

今年の9月には閉館となってしまうそうです。




私は初めて行きましたが、

館内に入る前からこの雰囲気にドキドキ。

キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121331000.jpg


キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121333000.jpg



キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121332000.jpg




館内に入ると、一番最初に7分間のミニシアターの上映があり、

もうこの時点でジョン・レノンワールドに引き込まれ

ずーーっとドキドキしながら見て回りました。


シアターを出たところから展示が始まります。


4F


ZONE1:少年の記憶(1940-1955)

ジョン・レノンの少年時代を「誕生」「別離」「才能」「反抗」

という4つのキーワードをもとに解説をしています。


ZONE2:ロックンロール(1955-1962)

ジョン・レノンがポール・マッカートニーやジョージ・ハリスンと共にハンブルクなどで

ロックンロールを演奏していた頃を紹介しています。


ZONE3:ザ・ビートルズ(1962-1967)

ビートルズとしての成功と、その後のジョン・レノンの内側の変化と苦悩などを

解説しています。



5F


ZONE4:ジョンとヨーコの出会い(1966)

ジョン・レノンとオノ・ヨーコのインディカ・ギャラリーでの出会いを表現。

オノ・ヨーコの幼少時代やそのアート活動についても解説しています。


ZONE5:ラブ・アンド・ピース(1968-1970)

「ベッド・イン」を始め、ジョンとヨーコが繰り広げた様々な

「ラブ・アンド・ピース」の活動を紹介しています。また、ビートルズの

後期の作品も紹介しています。


ZONE6:イマジン(1970-1971)

「ラブ・アンド・ピース」の思想から到達した「イマジン」の世界を中心に、

ジョン・レノンのソロ活動に触れています。


ZONE7:ニューヨークシティ(1971-1972)

ジョンとヨーコがニューヨークへ移り住み、平和運動に参加していた頃を

紹介しています。


ZONE8:失われた週末(1973-1975)

ジョン・レノンがアメリカ政府に危険人物として追いつめられ、運動に挫折し

ヨーコと別居して一人ロサンゼルスで酒と薬物に溺れていた頃、

いわゆる「失われた週末」を表現しています。


ZONE9:ハウス・ハズバンド(1975-1980)

ヨーコと再会し、息子ショーンが誕生し、音楽活動を休止して

ハウス・ハズバンド(主夫)として子育てに専念していた頃の生活を

紹介しています。最後は5年間の沈黙を破り、1980年にシングル

「スターティング・オーバー」、アルバム「ダブル・ファンタジー」を

発表した頃の展示で締めくくられています。




この館内の案内をご覧頂くと

かなり見ごたえのあるものだということが

お分かり頂けるのではないでしょうか。



私は一人で「ラブ・アンド・ピース」にかなり浸っていましたよ。

一言では表現出来ません。

とにかく素晴らしい空間です。



そのZONE毎に全く違った空間と

全く違うジョンの顔があって・・・



ヨーコと出会ってから、本当の自分に会えたという

ジョンの気持ちが本当によく分かります。



ヨーコと出会った時のことを

「僕は自分と同じアーティストの女の子と出会いたいと思っていた。

でも、それは夢だと思っていたんだ。」


というようなことを言っています。

(メモしてこなかったので、正確な記述じゃないかも)



自分と同じ感性を持つヨーコと出会えたことは

ジョンにとって、まさに夢のようだったのでしょう。



きっとヨーコが日本人だとか

7歳年上だとか

2回結婚していて、子どももいるとか


そんなことはどーでもよくて

2人にとってはそんなこと1mmの障害でもなくて


その出会いがただ嬉しくて、

希望に満ち溢れていたんだろうなぁと

そんなことを思いながらその空間にいました。



壁一面に飾られている2人の写真が

本当に幸せそうで、満ち足りていて

本当にこの人達は

「ふたりでひとり」だったのだろうということが

伝わってきます。



ジョンがハウス・ハズバンドとして主夫業に5年間

専念していたことは有名ですよね。


その後、5年間の沈黙を破り、ジョンとヨーコは

音楽活動を再開します。


その時のことをジョンは

「僕たちは、もう一度恋に落ちたんだ。

まるでティーンエイジャーのようだった。」

と表現しています。



きっと、お互いの才能を認め合い、尊敬しあい

同じ感性で、音楽が紡ぎ出されていくその

瞬間、瞬間が


感動的で、嬉しくて気分が高揚し、

まるでティーンエイジャーのようにピュアな気持ちで

愛し合ったのでしょう。



どんなに幸せな時間だったでしょう。




そして、その直後、ジョンは亡くなりました。




ジョンを失ったヨーコは

どうやって生きてきたのか・・・


その喪失感は、計り知れないものがあったでしょう。



色んなことを想いながら

その空間に浸っていました。



同じ感性、同じ志を持つ人とめぐり会い

人生を共に出来る


そんなパートナーと同じときを過ごせたら

一緒にいた時間は短くても

ずっとずっと心の中に生き続けるんですね。



素敵です。





ジョン・レノンのこともオノ・ヨーコのことも

あまり知らなかった私でさえ

あの空間には酔いしれましたから、

好きな方にはたまらないでしょうね。




9月で終わってしまうのは、とても残念だと思います。


まだ、行ったことがない方は

是非是非行ってみて下さいね。




キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121333001.jpg



キャリアカウンセラー 工藤 倫子のブログ ~RINKO KUDO~-201005121847000.jpg