辻元清美が社民党を離党すると言う。

 「総理、総理、総理」と、人気宰相小泉総理大臣に食いついたのは、国会では白熱した論戦が展開され、国民は政治参加を錯覚した小泉劇場といわれた時代の話である。小泉劇場の重要な登場人物の一人が辻元清美だったと言っても過言ではない。国民が政治参加の錯覚を抱いた時代の、思い出の一つが「総理、総理、総理」と、小泉総理を呼び止める辻元清美だった。


 歴史的な出来事のような気がするが、古い出来事ではなく、つい最近の出来事だ。しかし、その間には5人の総理大臣がいて、また、辻元清美も、秘書給与問題で辞職し、そして再選と紆余曲折もあった。本人にとっても社民党にとっても、信じられない出来事が政権参加だった。そして、国交副大臣辻元清美が誕生した。その辻元清美が社民党を離党するようだ。



 小沢一郎が稀代の大政治家田中角栄の秘っ子なら、辻元清美は総理に最も近かった女性で、元社会党委員長土井たか子の秘っ子だ。関係ないが、歴史の因縁も見え隠れする辻元清美社民党離党のニュースである。社民党の連立離脱で副大臣を辞めた。涙の会見は女性独特の涙だけではなかったようだ。普天間基地移設地問題で筋を通した社民党だ。複雑なものがあるようだ。


 学生時代から、平和運動に参加した、いわゆる市民運動出身の政治家だ。また、ある人は、「朝まで生テレビ」が生んだ政治家とも言う。「朝まで生テレビ」の論客の一人であった。そして、陳腐な表現だが政治と結婚した。「おたかさん」と親しまれた、土井たかこさんの後継者といわれ、本来なら社民党党首の座についていたはずの辻元清美に何が起きたか。


 今日27日夕方までには記者会見があるという。鳩山政権の落し物の一つのようだ。






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