マスク、マスク、マスク。
 花粉に黄砂への対応で、
 今年はマスクが多かった。

 マスク、マスク、マスク。
 ハリウッド映画ではマスクマンが、
 大暴れで、グリーンのマスクが際立っていた。

 マスク、マスク、マスク。
 マスクに驚かなくなった現在の日本でも、
 ブルーのマスクには驚いた。

 マスク、マスク、マスク。
 ニュースの映像はマスクだらけ、
 ブルーのマスクはメキシコから世界に拡がった。

 WHOはメキシコの豚インフルエンザを「フェーズ4」と引き上げた。
 「フェーズ4」は如何にも、
 ハリウッド映画の題名のようである。

 
 地球人になりすませた宇宙ヴァンパイアーへ戦いの暗号のようだと、思う人もいるだろうか。そんな人は私の他にいないでも、誰でも現実的な危機感を持つ。生活には影響が無いと言われても、一般の人間は気が気ではない。

 WHOの「警戒レベル」を世界的な大流行に移行する可能性がある「フェーズ4」と言うわけで、生活に影響ないと言われて、「はい、そうすか」と納得など出来ない。「フェーズ4」から「フェーズ5」になれば、明らかに影響がでると言うが、さて、どうなるかと気が気ではない。

 豚肉を食べても大丈夫と云われても、豚インフルエンザが騒がれているのに、豚肉を食る気にもなれず、豚肉料理が売りの店には申しわけないが、暫らくは豚肉はごめんである。国は養豚業者や豚肉関係者に補償をし援助もするだろう。大判振る舞い続く麻生総理大臣だも、保証や援助は決めているだろう。

 メキシコの国境閉鎖はないという。WHOは今更「封じ込めはもはや困難だ」と思っているようだ。北アメリカ大陸が閉鎖されたら、地球はどうなるのかと考えるが、想像も付かない。「フェーズ4」は本来隔離や封じ込めの段階だが、国境の封鎖や渡航自粛勧告は行わないと言う。北アメリカ大陸は封鎖できませんと言うわけである。

 「フェーズ5」でも、よかったと、WHOは思っているようだ。WHOでは、今回の新型ウイルスのワクチンを急いで開発せよと各国に促している。しかし、現段階では、ウイルスの特性もわかってないと言うから大変だ。幸い日本には影響も少なく、感染者も感染の可能性がある人もいなよだ。

 豚も鳥も人間もインフルエンザ菌にとっては、関係なくなってきたのだ。人間様に移るわけが無いと思っていた動物インフルエンザは、人間様を特別扱いはしなくなった。豚や鳥らな人間の都合で処分すればいいが、人間はそうはいかない。人間の犠牲者がでては、対応は難しくなる。世界戦争よりも恐ろしい結果も過去にはあった。