先日、鎌足さん関係書籍を読んでいたら、乙巳の変のクーデターの記述で、こんな一節を見つけてしまいました。


では鎌足はその時どうしたかというと、柱の陰から弓矢を構えて助衛した、と『日本書紀』には書いてあるわけです。ということは、もしも二人の殺し屋が暗殺に失敗したときには、彼が構えた矢はどこに飛んで行くのかわからない(…)

 田辺昭三「記念講演 藤原鎌足とその時代」『藤原鎌足とその時代』吉川弘文館 1997、12頁


……だとしたらかっこよすぎます

ぞくっとします。


現実的には、それで入鹿を助けても、「つかなんでそんなとこに都合よく弓矢構えて待ってんだよ!」と、バレバレだと思いますけど(;^_^A