こんばんは(^-^)/
今回は27日(木)に開催しました東京お散歩教室
「沼袋~中野散歩 」の様子を簡単にご紹介します。
出発は西武新宿線沼袋駅から。
まずは沼袋駅近くにある沼袋氷川神社へ。
西武線の車内からも見える沼袋氷川神社。
社殿は石段を上った高台の上にあります。
境内には、文明9年(1477)に太田道灌が豊島氏との合戦の際
戦勝を祈願して植えた杉「道灌杉」が聳え立っていましたが
戦時中(案内板には昭和19年、神社ホームページには昭和17年と記載)に
枯れてしまい、現在は切り株の一部だけが、わずかに残っています。
氷川神社参拝後は、真言宗豊山派の寺院「禅定院」にちょこっと立ち寄り。
境内には、お菓子の「きのこの山」のような形をした大銀杏があり
参加メンバーの皆さんと一緒に、下から見上げました。
この後、百観音明治寺で庭園に居並ぶ美しい観音菩薩石像を見物し
中野区立歴史民俗資料館へと向かいました。
資料館に向かう途中、細い路地の奥にチラリと見える銭湯「清水湯」。
まるでどこかの温泉場のような光景です。
歴史民俗資料館に展示されている宝仙寺三重塔の模型(1/12サイズ)。
戦災で焼失してしまった寛永年間に建てられた三重塔を模型で再現。
館内にはこうした様々な歴史資料が展示されており
中野区について知識を深めることができます。
資料館見学後は、みずのとう公園へ。
途中で立ち寄った日蓮宗の寺院「蓮華寺」。
こちらには、この後伺う哲学堂を創った井上円了博士のお墓があります。
井上円了博士のお墓。
墓石は井桁の上に円形の石を置いて、井上円了の名前を表しています。
井上円了博士の墓所をお参りした後は
みずのとう公園で旧野方配水塔を見物。
旧野方配水塔の後姿。
昭和4年に建てられ、昭和41年まで配水塔として使われた後
塔は中野区の災害用急水槽になりまた。
(現在水が貯えられているかは不明)
こちらは東京の都市形成の過程を示す貴重な遺構として
解体の難を逃れ、平成22年に国の有形文化財に登録。
現在は文化財として、大勢の関心を集めています。
巨大な塔を見た後は、すぐ近くにある哲学堂公園へ。
俗称「妖怪門」ともいわれている哲理門から時空岡に入り
四聖堂や六賢台を案内していると、哲学する猫「にゃんこ先生」がお出迎え。
なんと私たち一行に特別講義を開いてくださいました(笑)
しかも、にゃんこ先生自らお気に入りスポットをご案内してくださるという
大サービスぶり!
訪問先で地元の方のご案内を受けたことは、これまでも幾度かありましたが
にゃんこ先生のガイドは、これが初めて。
可愛らしいガイドさんの登場に、メンバーの皆さんも喜ばれていました(^-^)/
にゃんこ先生とお別れした後も、園内の見どころ巡りを続け
ハンガリー出身の彫刻家ワグナー・ナンドールの作品が置かれている
「哲学の庭」へ移動。
思わず見入ってしまうほどの素晴らしい作品群を鑑賞して
哲学堂公園を後にしました。
哲学堂公園を出た後は、中野通りを新井薬師に向かって南下。
途中、中野通りにある「はらドーナッツ」でドーナツやアイスを買って
新井薬師公園で小休止。
一休みしてから、お隣にある新井薬師(梅照院)をお参り。
今回は落ち着いた佇まいの薬師様の境内で記念写真。
皆さん、撮影ご協力有難うございました(^-^)/
新井薬師を出た後は、薬師あいロード商店街をぶらぶら。
そして、有名なアートキャンディーの専門店「パパブブレ」に立ち寄り。
お店の人の許可をいただいて撮らせてもらったキャンディーづくりの様子。
まさに職人芸、手さばきが見事でした!
この日も何人かのメンバーさんがお土産を買っていかれました。
薬師あいロードを抜けた後は、中野ブロードウェイに入り
ディープな2・3階をチラッと見て、最後は区役所前にある
中野の犬屋敷跡をチェック。
広大な敷地を有した犬屋敷のことと
中野駅周辺の再開発について簡単に説明をしてから
できて間もない東西連絡路を通って、中野駅北口でお散歩終了となりました。
ご参加くださいました皆様、長時間お付き合いいただき誠に有難うございました。
次回「久我山~八幡山散歩」も平日開催ございます。
またどうぞよろしくお願い致します。
東京お散歩教室