今回の安倍総理の真珠湾訪問それ自体は良かったと思うが、日米開戦についての総理自身の歴史認識は示さなかった。

 

安倍第一次政権の時に私は、東条内閣で安倍総理の祖父である岸信介商工大臣が日米開戦の証書に署名したことについて質問したことがある。歴史的に見て正しかったと思うか、それとも間違っていたと思うかという質問だ。安倍総理は苦しそうに答弁をごまかそうとしたが、最後に逃げ切れなくて、歴史的に間違っていたと認めた。議事録に残っている。

 

安倍政権は未来志向というが、太平洋戦争の反省に立脚しての未来志向でなくてはならない。