今日、明日と伊勢志摩サミットが開催される。


  経済、テロ、難民問題など、新帝国主義時代に突入したいわれる世界は課題山積。しかし、ロシアも中国も参加しないサミットの場で、世界的な課題に対してどこまで有効な方針を打ち出せるか。


  安倍総理はサミットとオバマ大統領の広島訪問に同行し、その後、消費税引き上げの再延長を宣言し、解散に踏み切る構えだ。


 ただここにきて、野党の候補者統一が参院一人区だけでなく、衆院小選挙区でも進み始め、自民党内に衆議院での議席減少を心配する意見が出始めている。また、安倍総理の総裁任期延長を示唆して、解散を押しとどめようとする動きも出ている。


  野党としてはダブル選挙を前提に、気を引き締めて選挙準備に全力を挙げるしかない。