今年のゴールデンウイーク、2度に分けて四国に出かけた。そして2004年から2013年、足かけ10年間の歩きお遍路で回った88カ寺全てを車で再度訪問した。


  歩きお遍路で知り合った多くの人に再び会えた。もっとも1番札所のご住職、それに歩きお遍路の直前に頭を丸めるた床屋のご主人はすでに亡くなっておられ、再会はかなわなかった。


  私はお寺に参拝するたびに、福島原発事故で日本が壊滅を免れたのは仏様やお大師様のご加護があったなればと感謝の気持ちを伝えた。そして2度と原発事故を起こさないために脱原発に実現に力を貸してほしいとも伝えた。


  どう考えても原発は、将来世代に危険と負担を残すものだということは、冷静に考えれば誰でもわかるはず。結局既得権益を守ろうとする「電力モンスターシステム」との戦いだ。


   四国の山間部を回り、豊富な山の木々を見て改めてバイオマスの可能性の大きさを感じた。各地で太陽光発電が進んでいた。高知では小水力発電の準備も進んでいた。脱原発に向けて勇気づけられた。