東日本大震災から4年が経過した。午後の追悼式に出席する。

 

昨日の予算委員会分科会では汚染水問題、原発輸出問題、原発立地指針と川内原発の審査書を取り上げた。

 

宮沢経産大臣は告示濃度を超えた汚染水が排出口から海に流出したことを認めながら、「影響はブロックされている」という安倍総理の詭弁をそのまま繰り返す不誠実な答弁だった。

 

また原発輸出問題では、日本国内で新規制基準に基づく規制委員会の審査に現在まで合格していない原発を「安全」と言ってイギリスに輸出しようとしているのは国際的道義に反するのではないかと質問した。宮沢大臣はイギリスの規制委員会が判断すると述べるだけで、国際的な道義に反するかどうかの見解は示さなかった。

 

規制委員長には従来決められていた原発立地指針が現在も有効なのかを聞いた。委員長は従来の立地指針は残っているが、福島原発のような過酷事故には全く当てはまらないので適用しないと答えた。正式に廃止もしないで規制委員会の判断で適用しないということはおかしい。

 

さらに川内原発の審査書の過酷事故時の手順が実行不可能で現実離れしているのではないかと質問した。十分な答弁は時間的制約もあって得られなかった。今後、原子力特別委員会でも取り上げてゆきたい。

 

会議録

 

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