今日、福島第一原発を視察に行く。事故発生の翌朝にヘリで訪れて以来初めての視察。総理退任後単独で視察を希望しても東電が認めず、今回は超党派の国会議員で作っている原発ゼロの会の一員として視察に参加。

当時、プール内でメルトダウンが起きる事を心配した4号機の使用済み燃料プールを見たい。水が残っていたのは幸運な偶然が重なった結果で、もし水が無くなっていたら東京まで避難が必要な東日本壊滅が現実のものになっていた。汚染水が漏洩しているところも見たいが、放射線量の関係でどの程度近づけるかは、行って見ないと分からない。1号,2号,3号機から汚染水が漏洩しているという事は格納容器に穴が空いていることを意味する。メルトダウンした核燃料が格納容器の外に出ていればやはり東日本壊滅となったであろう。

紙一重で東日本壊滅をまぬがれた事を、よくかみしめて記憶しておくことが必要だ。