通常国会が閉幕。臨時国会の日程は未定だが、その間に何が起き、何をすべきか考えている。


  一つは、近いうちに集団自衛権について安倍総理が閣議決定を強行する可能性が高い。その時に民主党が断固とした反対行動をとることが重要。臨時国会の召集を要求し、国会の場でいろいろな意見を持つ参考人を呼んで、国民的議論を徹底的に行い、閣議決定の撤回を要求する国民的運動を起こすことだ。


  もう一つは原発再稼働の動きだ。川内原発の優先審査が進んでいる。報道によれば夏前に原子力規制委員会が結論を出すことは難しいだろうという。しかし油断はできない。国会閉会中も脱原発簿活動は積極的に継続する。


  そして、できるだけ多くの被災地訪問を考えている。先日集会に来てもらった南相馬市の桜井市長から、海水が入って農地として相当期間使えないところにソーラパネルを敷き詰めて、農家の収入になるようにしたいが、農水省が難色を示しているという話を聞いた。現地を見てみたい。


  二本松でも同様な話を聞いた。放射線量が高くて牛の飼料にできない牧草地の上空2メートルぐらいのところにソーラパネルを設置したいが、農水省が牧草の生育を3年おきにチェックするというために、金融機関から20年間の融資が受けられないという。被災地支援の立場から、農水省とも話をしてみたい。