きょう午前中、経産委員会で原子力損害賠償支援機構法改正について質疑に立った。

 

そこで福島第一原発で最も危険性が高いと思われる2号機についての現況について確かめた。私の質問に東電の広瀬社長は2号機の格納容器内の線量は70シーベルト、水は深さ60センチと答えた。70シーベルトは被爆すれば短期間で死に至る。水がわずか60センチの深さでは溶けた燃料(デブリ)が水面から頭を出しているのではないかという質問には「分かりません」という答え。

 

そこで福島第一原発で最も危険性が高いと思われる2号機についての現況について確かめた。私の質問に東電の広瀬社長は2号機の格納容器内の線量は70シーベルト、水は深さ60センチと答えた。70シーベルトは被爆すれば短期間で死に至る。水がわずか60センチの深さでは溶けた燃料(デブリ)が水面から頭を出しているのではないかという質問には「分かりません」という答え。これで安全といえいるのか。

 

いずれにしてもメルトスルーした原発の廃炉は世界で初めてであり、極めて難しい。廃炉のためのロボットの開発など、長期にわたるしっかりした司令塔が必要。機構法の改正は一時しのぎにしか見えない。

 

原子力規制委員会に対しても、消防車からの2号機と3号機の圧力容器への注水がほかに流れていたという検証についての認識と、川内原発の審査でもこうしたことが起こらないようにチェックをするのかと聞いた。緊急時の注水が炉心に届くためのチェックはするという趣旨の答弁があった。

 

会議録

 

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