細川さんの立候補準備も進んでいるようだ。


  脱原発で活動してきた無党派の人々の間では宇都宮さんとの一本化を求める声が高まっている。先の衆院選では脱原発票が分散し、自民党は2009年に比べて得票数は減りながらの議席数が2.5倍増えた。その結果、原発推進派が力を盛り返したという失敗を繰り返さないことだ。


 政党は政策実現だけでなく、どうしても党勢拡大という党利を考えるものだ。今回の場合、脱原発でこれまで頑張ってきている作家、哲学者、芸術家、宗教家、学者、弁護士といった無党派の識者の声に耳を傾け、関係する全ての人が「脱原発の実現」という一点で候補者の一本化を考えてほしいものだ。