昨日、「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」が旗揚げの記者会見。


   日本維新は大飯原発の再稼働のときには大反対し、橋下徹代表は「民主党政権をつぶす」と叫んでいた。しかしその後、橋下代表は再稼働を認め、石原氏を代表に迎え、原発容認にかじを切った。


  通常このような「大変節」をすれば、激しい批判を浴び、政治的に失速するものだ。しかし橋下代表の「政治的運動神経」に翻弄され、マスコミも多くの識者も沈黙。橋下氏は敵を徹底的にたたくことで人気を得てきた。そういう橋下氏を敵に回すことをメデイアすら恐れているように見える。


   橋下代表は、今回「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」の中心メンバーの河合弘之弁護士や飯田哲也氏さんをブレーンとしていたはず。そして今回の山口県の参院補欠選は安倍総理のおひざ元。「憲法改正」で同調している安倍総理の推す候補を応援するのか、それとも「脱原発」の平岡氏を応援するのか、姿勢をはっきりすべきだ。あいまいな姿勢を「政治的運動神経」を駆使して正当化すべきではない。