産経新聞の批判と誤報

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私が1月22日の民主党常任幹事会で提出した「民主党再生に向けて」という提言を、今日の産経新聞が紹介している。見出しはいつもながらきわめて私に批判的だが、内容は写真に吹き出しまでつけて比較適正確に伝えている。


   民主党再生のために前向きな議論をするための提言だが、産経新聞はいまだに民主党批判が主要な役目とでも思っているようだ。


  産経新聞は民主党や私に対する批判記事はいやというほど掲載するが、誤った批判報道に対してはだんまりを決め込んだままで、謝罪も訂正もしようとはしない。私が首相在任中の2011年5月21日付の産経新聞朝刊の紙面で「首相激怒で海水注入中断」という記事はその典型。


  この記事では、2011年3月12日、私が1号機への海水注入の開始を聞いて激怒し、そのために海水注入が約1時間中断したと記述している。しかし、その後の政府事故調、民間事故調、国会事故調各種事故調でも明らかになったように、私には海水注入が始まったこと自体がその時点では伝わっておらず、知らないことに「激怒」しようもなく、もちろん注水中断の指示も出していない。また、東電の武黒フェローからの中断の指示に対して、吉田所長は注入継続が必要と判断し、武黒氏の間違った指示を無視して海水注入を続けたことが分かっている。産経新聞の明らかな誤報である。


    この産経新聞の記事では2011年5月20日付の安部晋三氏の同趣旨の誤った内容のメールマガジンまで紹介している。


  産経新聞が、私に対する批判記事を書くことはかってだが、自らの誤報記事についてはきちんと調査すべきだ。 産経新聞にはこのブログを通して、改めて2011年5月21日付の誤報記事掲載に対する謝罪と訂正を求める。