今年は参院選の前に東京都議選がある。維新の会の橋氏は知事と市長を取るだけでなく、大阪の府議会、市議会で過半数を確保することで、実権を握った。その再来を東京でも狙って、都議会定数の過半数の候補者を立てると言っている。4年前、衆議院選挙を前にして、東京から政権交代を」と民主党が過半数の候補者を立て、第一党に躍進したのと同じ狙いだ。

  今回 民主党としてどういう戦略で都議選に臨むか。私は民主党に再生はまず東京から」と、二大政党の一翼を担う政党として、オーソドックスに再生に向かう道筋を示して戦う事だと考える。その上で首都直下型の地震対策、原発に頼らない東京での再生可能エネルギーなどを重視したエネルギー政策を具体的に示すことだ。

   例えば東京には賞味期間切れで捨てられている食品、下水処理から出る汚泥、建設廃材などバイオマスエネルギー源となるものが膨大に存在する。
屋根での太陽光発電は再生可能エネルギーによる発電所を家庭ごとに持つことを意味する。これらを有効活用すれば、相当量のエネルギーを東京として自給できる。