地元府中の大國魂神社の例大祭に参加。お祭りも盛り上がっている。


 原発を巡る議論も、深まりを見せている。昨年の第一回の復興会議冒頭に、哲学者の梅原猛さんは、今回の原発事故は「文明災だ」と看破された。原発問題は単なる技術論でも、経済論でもなく、人間の生き方、まさに文明が問われている。原発事故は間違った文明の選択により引き起こされた災害と言える。


  もちろん経済や雇用の観点から原発維持を主張している勢力はまだまだ根強い。しかし、原発を持たないでも経済や雇用がうまくいっている国も多くある。オーストラリア、デンマークなどがそうだ。


  他方、再生可能エネルギーに対する関心が高まっている。メガソーラ(大規模太陽光発電)で42円/kwh、20年間固定価格という提示された条件は相当に良い条件だ。一挙に民間投資が始まると期待できる。


  農地の上空を活用するソーラシェアリングなど、パネルの設置を頑丈で安価にできれば、普及の可能性は高い。