きっかけは披露宴の企画会社のイベントで、エヌワンツアーの高野さんに出会えたことです。旅行といえば、あちこち動き回りはしゃぎ回り、遊び尽くすもの、という考え方を持っている私たちは、旅行をツアー会社に頼んだことがなく、どんな企画になるのか一度聞いてみるのもおもしろいかと思い、話を聞くことにしました。オーダーメイドということで、わがまま言い放題の私達の話を根気強く聞いていただき、何度もプランの再考をしてくださった高野さんには本当に感謝しております。やはり、私達の限りないわがままを聞いてもらえて、そのわがままの多くが組み込まれたプランを作っていただけるのは、エヌワンツアー様だけだったのではないでしょうか。①食べ物編
長崎ちゃんぽんと皿うどんは、長崎に行ってぜひ食べたい一品でした！
路面電車に乗ってうかれながら向かった私たちは、駅から降りる方向を間違え、迷ってしまうはめに・・・。
どこにいるのかわからないまま小川の流れる通りに着いたところ、どっかで見たことのある橋が・・・「あれって、めがね橋だ！！」。そこから地図を頼りに中華街にたどり着くことができました。めがね橋を見に行った(笑)ロスタイムのために、行った時間が昼飯でも夕飯でもない中途半端な時間になってしまいました。準備中の店が多く、またしてもピンチ！というときに、中華街の入り口から程なく歩いたところに一軒の空いているお店を発見！その店に入り、念願の長崎ちゃんぽんと皿うどんにありつけました。もちろん美味♪
福岡に行ったら絶対に食べたい長浜ラーメン。さっそく最終日の宿を抜け出して夜の福岡へ。１２月も仕事納めの週で、あちこちで飲み明かしている人たちを見かけました。そして、飲んだあとはラーメンで〆めるのでしょう。そんな飲み屋街のただ中にある屋台風のラーメン屋に私たちも入りました。冬の寒空に暖かい湯気が漂い、飲んで陽気になっている酔っ払いの声が聞こえるお店で、なんとなく平和な気持ちになりました。もちろん出てきたラーメンは絶品で、細麺に豚骨スープが絡み、紅ショウガのアクセントが食を進めます。あっという間に食べ終わり、ほのぼのとした気分で夜の福岡をぶらぶらとして、新婚旅行最後の夜を楽しみました。なぜか最終日に佐賀県にいました。最後の日疲れているだろうから、福岡周辺でまったりして、そのまま空港へ直行できるような計画になっていたのに、じっとしていられない二人は再び車を走らせちゃいました。目指すは高野さんが勧めてくれた呼子のイカ料理。お勧めのお店は結局通り過ぎてしまったらしく見つからなかったのですが、道に迷い行き止まってしまったところにあったお店が【かべしま】という別のイカ料理屋。
断崖絶壁の先っちょに立っているお店で、外の景色を見ながらイカ料理が食べられるところでした。メニューを見ると・・・コース料理しか乗ってない！ こんなお店、来た事ないよ・・・。とはいえ今日は新婚旅行の最終日、ちっちゃいことは気にしない。ばばーんとイカのコースをオーダー。すると、出てきたのはまだぴくぴく動いているイカの生け作り。イカ三昧の副菜にも感動しつつ、美味しいお刺身を満喫。さらに、生け作りで残った足が、できたてあつあつのゲソ揚げに変身！もう、大満足です。こんなにイカがおいしいなんて知らなかった！最終日も、無茶してきた甲斐がありました(笑)
食事一覧：黒ケチャップオムライス・超豪華夕食(クラゲのにぎりが絶品でした！)・豚とろラーメン(結構並んだね)・黒豚のしゃぶしゃぶ(宿にて)・ヤマメ・初めての馬刺し(宿にて)・篤姫ブッフェ・具雑煮・鯛しゃぶ(宿にて)・チョコ尽くしおやつ(ハウステンボス)・ちゃんぽんと皿うどん(写真)・長浜ラーメン(写真)・いか料理(写真)
②景色、名所編
観光場所：丸尾滝・霧島神宮(写真)・桜島埋没鳥居、溶岩展望所・西郷さんの洞窟・城山展望台(白い猫とたわむれる)・篤姫の実家・日本一の石段3333段(寄り道)・霊台橋・通潤橋・阿蘇山(圧巻のカルデラ・写真)・熊本城・九十九島も見えた♪・ハウステンボス(写真)・平和公園・めがね橋・虹の松原(写真)
一番良かったのは、毎日毎日いいお天気に恵まれたことです♪
そんなお天気の中行った桜島の景色は圧巻・・・平日だったせいなのか、貸し切りのようだった展望台。
どこまでも雲一つない青い青い空の下、すいすいとドライブし、埋没鳥居で大はしゃぎ！
所々にあった火山灰から身を守るための「退避所」。地元には絶対ないものなので、なんか印象的でした。
カルデラの雲の下の町も神秘的でした。ぐるっと囲む山に引っ掛かった雲たち…それを見下ろす感覚も初めてのもので、何枚も写真を撮り、しばらく見入っていました。
今度行った時は、あの何とも言えない青白い世界の中にも入ってみたいなぁ…。
そうそう、写真の霧島神宮。日本で初めて新婚旅行をした坂本竜馬夫妻が訪れた場所だったらしい。偶然にも坂本竜馬と同じ新婚旅行先とは！
寄り道した3333段の石段は、いつか登りに行きたい目標の場所になりました。
小学校の教科書に載っていた通潤橋、実際に見てみるとすごく大きくてびっくり。がんばって寄ったかいがありました。
ハウステンボスでは、思っていたより大きなテーマパークでびっくり。一番見たかったのはエッシャーの絵だったのだけど、もっと時間のある時にゆっくりと回りたいですね。鏡の迷路で幸せのうさぎを見つけられたのと、園内の水上バスを利用できたことと、チョコレート尽くしのおやつが印象的でした。
うろうろ長崎ちゃんぽんを求め歩いた道で、偶然出会っためがね橋！嬉しかったね～！
篤姫の実家は普通に民家なので、要注意(笑)
どこまでも続く松林、そこを抜けると海岸が！虹の松原、圧巻の松林でした。
帰りの飛行機、出発が遅れて、ちょうど夕方に。黄昏時の憂愁漂う中、新婚旅行の最後の景色を楽しませてくれました。
どこもまた行きたいところばかり！新婚旅行で行ったところはまた行きたくなるというけれど、すでに行きたくてたまりません。ちゃんと復習するために、もう一度九州の地を訪ねたいと思いました。