「ザ・ダットサンズ」The DATSUNS | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

datsuns


前回告知したninライブチケット余り問題は、
B.U.Pが無事買い取ってくれる方を見つけ解決しました。
今更ですが、期日を23日と書いてましたが、
24日の間違いでした。
「木曜なら行けたのに!」
という方がもしいらっしゃれば申し訳ございませんでした。
どうやら当日券があるので、
自前でお楽しみ下さい。


今TVを観ていて気が付いたのだが、
牛丼すき屋のCMのナレーションは
ケンドーコバヤシではないだろうか。
だからどうという訳では無いのだが、
こういうの見つけた時って、
ちょっぴり嬉しいよね。

さて、ケンコバと言えば、
先日TVで放映されていた
「パッチギ!」での好演が記憶に新しい。

只今その続編が絶賛上映中、
Yahoo!の映画評を覗けば罵詈雑言の嵐、
そこまで言われれば観に行きたくなるのが人の性というもの。

という訳で、
以下には「パッチギ!LOVE&PEACE」の感想をのたまうので、
未だ観ておらず、これから観る予定の方は、
プロデューサーと寝てて下さい。


前述したYahoo!で批判されている点は、
大凡、間違った歴史認識、在日に偏った演出、
に集中する。

確かに出来る限りノンポリを気取りたい俺から観ても、
それは流石にどうなんだろう、
と首を傾げるシーンは多々あった。

が、ここではやはり出来る限りノンポリを貫きたいので、
そこら辺は敢えて語らずにおく。

であれば、まず語るべきは中村ゆきの可愛さである。

井筒のおっさんは、あんな顔をしながら、
女の子を美しく撮るのが非常に上手い。
前作と比べても決してテンポが良いとは言えない今作だが、
最後まで飽きずに観られたのは、
彼女の美しさがあったからと言って良いだろう。

ただ、沢尻会総帥沢尻エリカと比較すると、
迫力には欠ける。
虐げられる者の儚さ、切なさは感じるが、
沢尻に感じた絶対的な生命力は希薄。

アンソン役の井坂俊哉も、
高岡蒼佑にあった柄の悪さが無い。
且つ少し太った次長課長井上に見える。

つまり、主要人物2人から迫力
(井上編集長が言う所の「殺し」。
 井上氏は殺しのあるレスラーに、
 力道山、長州力、前田日明を挙げていた)
が抜かれている訳で、
人間の迫力が無いのは井筒映画としては致命的。

ストーリーも、子供の病気を軸に据えるというのは、
些か陳腐。
(子役の演技は良かったが)
ラストの乱闘も余りに都合が良過ぎる。

ただ、もう一つの軸である、
キョンジャの芸能界入り話は、
非常に楽しく観られた。
水泳大会におけるおっぱいポロリはやはり大切だ。
また、芸能界には在日が多いとこうもズバリと
言及した映画も珍しいだろう。

しかし、キョンジャがプロ意識を貫けないのは宜しく無い。
在日系芸能人達はもっと、
意地でも這い上がってみせる!
というバイタリティに溢れているはずであると思うのだが。

逆に、悪者に描かれたラサール石井演じるプロデューサーの
「これも話題になるだろ」
という台詞には、
昔の映画人の出鱈目っぷりが感じられて良い。

セットや大道具小道具、爆撃シーン等を観ても、
ほぼ完全に過去を再現しており、
(前作はそこら中に隙があった)
そのバジェットの違いは前作と桁違いである事は、
よく分かるのだが、
変に凝った作りと相俟って、
結局パワーダウンしてしまったのは、
非常に残念。


結局俺が言いたいのは、
井筒監督はケンコバ主演でスピンオフを撮れ!
という事である。


古い車も沢山出てきたので、ダットサンズ。
ウルフマザーにしろこういう
昔のロックが好きなんや!!
というバンドが、
安直だなぁ、と思いつつも、
嫌いになれない。
寧ろ好き。


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