步步惊心 『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』の後は『后宮 甄嬛傳』 | うさ★ぶろ うさぎ三昧

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うさぎと二胡との楽しい生活をまったりと綴ります。

中国古装時代劇のを見終わった後、ほかにおもしろいものはないかな~と調べていたところ、中国の方が《后宫·甄嬛传》が面白いよ~とブログに書いてあったのをみつけて、yoou tube でみてみました。

これがまた、面白い!!

全76話なので見終わるのが大変でしたが、TVがおもしろいのがないのでちょうどいいかなって感じです。

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2012年に中国で放送されたテレビドラマみたいで、要は後宮=大奥のような話。
『歩歩驚心』にでてきた、四阿哥=雍正が皇上で、彼をめぐる后宮の女たちのお話です。

あちらでは正室が1名、妃が4名、貴人、その他とたくさんの側室がいるわけですが、一人の男(皇上)の寵愛を得ようと女同士が牽制し合うという・・・。

日本の大奥でも似たような話がありますが、『珍妃の井戸』を彷彿とさせるような、非情なこともおこなわれるわけです。

主人公は宮女として后宮にあがる甄嬛っていう絶世の美女を中心に、女性たちのドロドロの権力争いや皇上との愛憎劇がくりひろげられるわけですが・・・。





主人公の甄嬛、皇上から一番の寵愛を受けることになり、嬛嬛(ふぁんふぁん)と呼ばれるのですが、まぁ、綺麗! 超絶、美人!

きゃわいい、無邪気な時代から様々な苦労を経て、ゴッドマザーになるまでの変化をとても上手に演じていらっしゃいます。
『歩歩驚心』の詩詩よりも演技うまいかも・・・。

彼女が泣いたシーンで共演者も視聴者(私)も同じ気持ちになって泣きましたもん。

主人公を演じた 孙俪(スン・リー)
こんなに美人なのに、実生活では地に足のついた生き方をしているというか、芸能人、特に美人独特のちゃらけた感じがないのがいいですなぁ。

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実生活ではボーイッシュで、昨年、男の子を出産されたという。
少女時代、母子家庭で貧しい暮らしをし、踊りをやるために軍隊に入って、軍の舞踏科に属して働きながら学べる道を選んだそうなんです。
本人はなかなかの苦労人なのですよん。

中国の芸能界って恋人や結婚にオープンなような気がします。
スキャンダルっていう扱いよりも、恋人を(大切な人)を持つ、家族を持つことは自然じゃんって感じでそこをオープンにしたほうが好感が持てるんでしょうか?

全体的にこのドラマにでていらっしゃる方は皆さん、演技達者ばかりでした。

皇上を演じたのが、新・三国志で曹操を演じたお馴染みの俳優さん

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歩歩驚心の四阿哥なんですけど、ジャクギが死んじゃってこうなちゃったのか・・・と混同しながらふと思ったんですけど、まぁ、宮殿の女性は皇帝のものですよ・・。

でも、片っ端から手をつける・・・。
「おっ、かわいいぞっ」と思ったら、「全部、俺のもの」みたいな感じで、「おっさん、いい加減にせいやっ」と思いましたですね。
淳常在というかわいいコの時も、ファンファンの妹の時も、「その子に手を出すのだけはやめて~!」って思いましたですよ。(ーー;)

そして、もうひとり、とっても強烈で演技達者な方がこの方

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華妃(ファフェイ)を演じた女優さん。
きょわいですよ~!! いじわるですよ~。 むかつきますよ~。

でも、皇上の前にでるとそれはそれはかわいらしい女の子になるんですよ。

あの根性の悪さを皇帝は気がつかないのかね?と思いながら見てました。

76話もあるのに飽きずに見れるというのは、すごいです。

日本のドラマでは無理かもですね・・・。

日本のドラマはもぅ終わってるのかもしれません。

いい本があっても力のある脚本家がいないのでしょうか?
いい役者がいないのでしょうか?

有名な事務所のアイドルやゴリ押し役者ばかりで、力のある役者が日の目を見ない?
あるいは育つ土壌が奪われているのでしょうか?

そういえば、日本の地上波のテレビって時代劇少ないよね・・・。

で、予算がないよね・・・。

ジャクギも衣装も髪飾りもすばらしく綺麗だったし、
私のお気に入りの『傾世皇妃』の衣装も髪飾りもすばらしかったし、
この『后宫·甄嬛传』も衣装・髪飾りがすばらしかったですね~。

ドラマの作り具合を見て、日本との予算の違いを感じ、「日本ってほんとに不景気なんだな~」と感じてしまったという。
(ドラマを通して経済を見る?)

もぅ、韓国ドラマはいいから、中華時代劇やってほしいよな~。

なんで韓国ばっかりにお金を使うかな???

韓国ドラマは大体、話の流れというか筋は決まっているもんな・・・。
チャングムや冬ソナを超えるものはないのでは??
(ぶどう畑のあの男は好きですが。)

おもしろかったですよ~。

ジャクギよりも好きでした。しかも演技がすばらしかったです。

次はなに見るかな~。

はぁ、楽しい時間だった・・・。 きれいだった。 そしてすごかった。

今回、頭の中を駆け巡っている中国語は『眉姐姐(めぃじぇいじぇい)』です。
それと『奴才常在(ヌーツァイチャンツァイ)』です・・・・。

会話の足しにもなりまへんが・・・。

大漢風の時に頭の中をぐるぐるしていた『殺(チャー)』よりはいいかと・・・。(ーー;)

次は『紅楼夢』を見てみようかな・・・。

おすすめなどがございましたら、教えてください。(^ω^)