先日こんなご質問をいただきました。
＊＊ご質問内容＊＊
ライフオーガナイズの資格について教えて下さい。
ビジネスとして成立するまでの流れを、簡単に説明してもらってもいいでしょうか。
一応1級から商用使用可能ということは確認できました。
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ライフオーガナイザーのあがたよしこです。
ライフオーガナイザー2級認定講座の受講目的が
自分自身を整えるために 以外で
ライフオーガナイザー1級の取得過程として検討している方もいらっしゃると思います。
またライフオーガナイザー2級認定講座を受けたら、1級取得に興味がでてきた！という方にも
参考になるように、ご質問に私なりにご回答してみたいと思います！
大前提として、ライフオーガナイザー２級というのは、
資格を名刺に記載することは可能ですが、
ライフオーガナイザーと名乗り商業活動をすることは禁止されています。
あくまで、
自分と自分の身の回り（ご家族や職場など）を
オーガナイズするスキルを有する証ということです。
また、ライフオーガナイザー1級は、2級の延長として「もう少し深く知りたい」という気持ちで受講する類の資格の類ではありません。
取得することでライフオーガナイザーと名乗り職業として活動していくことを目指して資格が与えられます。
（名乗らなくても、既存のお仕事に付加価値として有するという位置づけももちろんあります）
ですので、1級の講義の内容も、ライフオーガナイズのスキルをどう提供していくか？
と考える内容も多分に含まれています。
（ライフオーガナイズ＝空間のかたづけという意味ではありません）
というわけで（社）日本ライフオーガナイザー協会のサイトでも
ライフオーガナイズを多くの人に広め、実際にサポートしていく専門的な資格であるライフオーガナイザーを育成し、職業として認知させていくこと、これを実現することが国民の健全な社会生活の向上と住宅における豊かで上質な住空間創出に貢献できると確信しており、本協会ミッションだと考えます。
これは、先日の講座でもお話したとおり、
これだけ情報が氾濫し、モノが容易に手に入り、
これだけ他人軸な世の中であれば、ある意味ずっと続く現象だと思います。
そんな中で、思考を整え、モノを整えるやり方は、
簡単でない分、身につけると大きな武器になり、
また目に見えるモノの整理だけでないことへ応用できるので、
汎用性が高いです。
（ある意味、自分が伝えたい、サポートしたいターゲットをきちんと設定し、自分に合った方法で戦略をたてていくことがビジネスとして軌道に乗せる鍵でもありますが）
ケース① クライアントの空間かたづけサポートがメイン
1級取得
→ブログで発信 （併用して 暮らしニスタ、LIMIA、かたづけ収納.com など外部サイトでの発信）
→ かたづけ現場経験をつむ（モニター・知人・先輩お客様など ）
→ 現場案件をこなす
ケース② 講師
1級取得
→ ブログなどで集客しオリジナル講座開催（協会内で公認のコンテンツ（時間・家計・冷蔵庫・・など）を購入することも可能）
→個人からの申込、または各団体から講座依頼はいる
→ 協会の認定講師への道も （規定の講座開催実績・現場実績が必要）
ケース③ 著者・コラムニスト
1級取得
→ブログ経由、または協会経由で、地方でも雑誌掲載の依頼がきたり、記事を書いて寄稿代を受け取る人も
ケース④ 現在の仕事の付加価値としてオーガナイザーの資格をアピールする
（建築業界、インテリアコーディネーター、コーチ、介護福祉士、 などなど）
私のステップ①と②のミックスタイプです。
1級取得後
家を建てたい方に向けて、引越しのオリジナル講座
片付けたい方に向けて、自分に合った方法を知る利き脳かたづけ講座
といった講座を、自身のブログとハウスメーカーのお客様経由で集客したのが最初で、
同時にお友達宅などをオーガナイズサポートしては経験をつみました。
地域の中で少しずつ人脈を築きながら、イベントに参加して認知度をあげる活動もしてきています。
仕事へのつなげ方は正直いろいろです。
その方の持ち合わせている経験やスキルなどにもよりますし。
オーガナイザー協会は、その点、かたづけノウハウを教えてくれる協会ではなく、
オーガナイザー自体を職業として確立させることを目指している団体です。
最終課題がビジネスプランだったりしますので、
資格取得で学びながらビジネスとして確立させる方法を考えていく、ということができると思いますよ（←2級ではなく1級の内容です）
