都市伝説 vol.50 【鶴瓶の生首生放送事件】 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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グーグルで『鶴瓶』と入力すると

検索キーワード候補として

『生首』が出てきます。

一体、なぜこのような検索ワードがひっかかるのか。

その正体は放送事故の類で必ず出てくるほど有名な

都市伝説『鶴瓶の生首生放送事件』

広く知られているからなんです。






これは「突然ガバチョ」という笑福亭鶴瓶の番組で起こった事件です。

この番組では、怪奇現象の特集のような回があったそうです。

そこに一枚の心霊写真が送られてきました。

女の子が三人写っている写真で、それぞれ、

腕、足、首が写っていない写真でした。

そして、そのうちの二人は事故でなくなり、

それぞれ写真に写っていなかった脚と腕を無くして

死んだと説明されました。

写真を送ったのは最後の生き残り、

首のなかった女の子でしたが、

彼女は写真の呪いをとても恐れていたそうです。

そこで番組側が、呪いなど存在しないことを

番組中で証明しようとして、

彼女に番組に出演して貰おうと考えました。

深夜の生放送番組のことだったので、

彼女の母親も同伴してテレビ局にやってきました。

しかし――




目的地に到着した直後、

彼女は突っ込んできた車にはねられ、

写真の通り首を切断されて死んでしまいました。

同行していた母親は半狂乱となり、

未だに血飛沫を上げる娘の生首を掴んだまま、

収録スタジオに飛び込んでしまいました。



会場は壮絶な悲鳴に包まれ、

一瞬だが映ってしまった生首に、

カメラは急いで天井を映しました。

しかし数秒間とは言え、テレビの電波に乗って

生首の映像が大阪府域に放送されてしまい、

これが原因で放送打ち切りという事態になりました。

その後この話は業界ではタブーになっている。





さて、このおぞましい事件 ホントかウソか。

結論から言いますと、

これはただの都市伝説であり、

真っ赤なウソです。

読売テレビの『最後の晩餐』という番組で

鶴瓶本人が完全否定しました。

どうやら『ぬかるみの世界』のリスナーが

作って広めたデマだそうです。

鶴瓶氏曰く

「ぬかるみの世界をやり始めて2,3年やから、

もう20年くらい前からこの噂はあった。

で、長いこと経つうちに生首がって話まで

膨らんだんでしょうな」とのこと。









ちなみに、この都市伝説には

「ラジオver.」なるものもあります。

どういう話しかといいますと・・・



笑福亭鶴瓶がDJをつとめていたラジオ番組に、

リスナーからこんな手紙が来たそうです。

「友人三人と旅先で、知らない人に写真を撮ってもらった。

しばらくして友人に送られてきた写真は、

自分の首が無い奇怪な写真だった。

この後その友人をはじめ、写真を見た三人は

事故で死んでしまった。

残ったのは自分だけだ。

私の所にもその写真が送られてきたが、

とても見る勇気がない。

どうしたらいいのか教えてくれ」

心配になった鶴瓶が直接本人に電話したところ、

「写真を見てしまった! 私はもう殺される!」

と半狂乱状態。鶴瓶は、

「そんなに心配ならその写真を今から俺の所に持ってこい!」

と説得。

リスナーは納得して、その後、番組は淡々と続いたそうです。

 
しかし異常に長いCMの後、

聞こえてきたのは鶴瓶の泣き声。

先ほどのリスナーが局に向かう途中、

交通事故にあって死んでしまったのです。

「俺のせいや。かんにんな……」

鶴瓶の声がラジオのスピーカーから

むなしく響いていたそうです。







<都市伝説 vol.50 【鶴瓶の生首生放送事件】 終わり>

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