サイバーエージェント、昨日決算発表があり、業績予想の上方修正を発表したが、ST安に。(経常利益は30億円→41億円に。また、期末配当も500円→700円に。)
 兎も角、市場自体が、決算に対しセンチになっており、決算発表の翌日、寄り付きの板を見、ギャツプ、ダウン、アップと動いた方向に、走ると。
 コマツも↓、日立建機も↓トヨタも↑、同じですね。新しい手法として行けるかも知れません。^^;
 
 今日発表されるのは、アクロディア(3823)、ダヴィンチ・HD(4314)、ケネディクス(4321)。
 今日、新興不動産のアーバンコーポレイションが、民事再生法を申請し、不動産業全体にセンチとなっており、貸借銘柄であるダヴィンチ・HD、ケネディクスは、かなり厳しい展開が想定され、今日のサイバーエージェントの様な続落ST安では無く、寄り付き=ST安の可能性も。

 アーバン、色々言われていましたが、本業の不動産資産の圧縮が失敗したため信用不安を興し、民事再生法には建前で、新生銀行の証券部門が、資産圧縮を問題視、ネット上に掲示したため、信用不安が拡大し、株価が急落し、新生銀行に根担保していた、不動産物件とアーバンの株式が、強制売却され、このため信用不安が更に広がり、保有資産の売却など、不可能になっていた。
 その中、BNPパリバが300億円の社債を引受けることは意外視され、この前の時点で、終わっていると判断しているアナリストも。
(http://www.shinsei-sec.co.jp/pdf/Vol221_2008_ShinseiSecResearchReport_20080605.pdf)
 また、BNPパリバからの資金は、アーバンに回らず、BNPパリバが保全しており、株価が250円以上に成った時、履行されるとかなり厳しい契約となっていたようです。(https://post.tokyoipo.com/visitor/search_by_brand/infofile.php?brand=3226&info=342819)
 逆に、足元を見、空売りの嵐とすれば、300億円は保全され、アーバンは、資金繰りに苦しむことは、明確。
 この裏契約、足元を見られ仕方が無いかもしれないが、止めを刺したかも知れませんね。
 また、アーバンのメインバンク、広島銀行は、やはり大幅安。情報がリークしている感じも。金融庁の監査必要かも知れませんね。

 日経平均、米国金融株空売り規制解除を受けNYダウの陰線包み、ギャップダウンを受け、ズルズルと下落し280円安の13023円、5日移動平均線に頭を抑えられ、下落トレンドへ。
 三角持ち合いの思惑が残っていれば、多少救いはあるが、果たしてどうかな??。

 先物、ナンピン13020円で2枚(ミニ)、キャノンを5250円で100株買いと、逆行取り引き。
 売り禁になり、万株単位を70万前後で売買できるので、アーバンを買う気になっていたが、日経平均の反落を嫌気し中止。危機一髪の感じも。
 また、意図も簡単に、民事再生法の申請をされては、日経225採用銘柄しか、怖くて手を出せませんね。

ソフトバンク 日経平均に連動安。フィスコのでは、新型携帯電話「iPhone3G」の失速懸念が伝えられて軟調推移。
 パラボリックおよびDMIが弱気シグナルを発生させるなか、25日線、基準線、先行スパン2などが重なる1960円処から下放れた場合は、先行スパン1を試す展開が想定され、均衡表の「三役逆転」への懸念が台頭と。

シャープ 日経平均に連動安。メルルリンチ証券が投資判断を売り継続し、目標株価を1800円→1450円と大幅引き下げ。
 8月5日安値1353円は、3月安値1641円から5月高値1910円までの中間反騰を「倍返し」で下げた水準(1372円)を満たしているが、直近の戻りは下降推移の25日線に阻まれた格好となり、再度の下値テストも懸念視されると by フィスコ

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:61%(前日比-2%)8月12日
新規買い指数** :13%(前日比-3%)
国内外の株価指数、WTI原油先物リンク債ともにPUTの取引活発。

 朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り3010万株、買い1610万株、差し引き1400万株の売り越しとの観測。

 本日の下げで参加者一段と減少か フィスコの村瀬氏は

 売り先行で始まった日経平均は、その後もずるずると下げ幅を広げ、一時13000円を割り込む場面も。ただ、13000円処では売り込む流れもなく、後場に入ると13000円を挟んだ膠着が続いており、280.55円安の13023.05円(出来高概算19億3000万株)で取引を終えている。
 米国市場の下落影響はあるものの、国内は夏休みなどで市場参加者が限られる中、先物市場での断続的な大口売りに押される展開をみせていたが、後場は先物の値動きも狭いレンジ内での膠着であった。

 セクターでは唯一強い動きをみせていた海運株などには、短期的な値幅取り狙いの資金も向かっていたとみられるが、前場の下げによって参加者は一段と減ったであろう。
 寄り付き前に発表された4-6月GDP速報値は実質0.6%減、年率換算で2.4%減と4四半期ぶりにマイナス成長に転じたことから海外勢の売りを誘ったとの見方もされていたが、米SECによるカラ売り規制措置の行方がはっきりしない状況下では、リスクを取りに行く向きもないようだ。
 為替相場が1ドル108円台の円高傾向にあり、これが先物市場での売りにつながったとの見方もあろうが、為替からしてみれば株先の影響とも言えそうだ。
 
 日経平均は一時13000円を割り込み、結局のところはこれまで同様、ボリンジャーバンドのプラス・マイナス1σの中での保ち合いが続いていることになる。
 本日の下げで週内2日間のトレードを控える向きが増えているとなると、海外勢などのインデックスに絡む売買によって、薄い板状況の中で振らされそうである


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