持ち株、殆ど軟調な結果、特にSBI・HDは、再度3万円台に突入^^;
東証1部の値下がり銘柄数は955、値上がり銘柄数は625、変わらずは149となっているが、先物指数以上に下落している感じ。
 日経平均、53ドル上昇し13362ドルと最高値更新し、CMEが17815円まで上昇したが、17800円台には乗せず、17793円が最高値で、終値は11円安の17736円。
 明日のSQは、波乱無く17700円の攻防と思っていましたが、NY市場、急落模様で、71ドル安の13291ドル(0時20分)、明日は、乱高下模様かも知れません?。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:21%(前日比-2%)5月9日
新規買い指数** :60%(前日比+4%)
東芝、住友鉱、大平洋金属を中心にCALLの売買活発。

フォスコでの村瀬氏は、本格的なリバウンド相場入りを見極めるところ

 日経平均は膠着。11.16円安の17736.96円(出来高概算24億8000万株)で取引を終了。
 9日の米国市場ではNYダウが最高値を更新したほか、シカゴ225先物も上昇していたことから前日の流れが続き、資源株、銀行、不動産などを中心に買いが先行。しかし、一時17800円を回復し、直近戻り高値を突破する場面もみられたがオプションSQを控えているため大きく上振れする流れにもならず、次第に利食いに押されている銘柄が目立った。
 不動産がほぼ全面高となるものの上げ幅を縮め、大手銀は高安まちまち、鉄鋼は下げに転じる銘柄が多い。また、トヨタなど国際優良株の一角も冴えない展開。後場に入ると一層膠着感を強めており、日経平均の値幅は前場は90円、後場は60円となっている。
 大手銀行については、テクニカルリバウンドとするなら戻り一巡感が出ていたか、鉄鋼など資源株も昨日後場からの急騰でロングに傾いていた感もあったため、ある程度予想されていたところ。
 寄り付き後の指数の上昇も、昨日の段階で17800円ところでロスカットがあるとの見方があり、これを誘う格好とみられ、その後の下げは仕掛け的な買いの反動とみれば納得がいく。決算発表銘柄も多く、内容次第で強弱感が相当出るため、内容を見極めるといった様子見ムードも強まっていた。
 物色はディーラーなど短期筋の値幅取りが中心といったところか。
 日経平均、TOPIXともに直近戻り高値を捉えてきたが、テクニカルリバウンドの可能性もあるため、本格的なリバウンド相場入りとみるにはボックス上限となる抵抗線レベルを確実に突破してくるかを見極める必要はある。
 それまでは資源株を中心とした強い銘柄に対する値幅取りが基本ラインであろう。また、各セクターの中核銘柄に達成感が出るようなら、二番手、三番手銘柄を探る動きに向かうとみている。
 そのほか、銀行がテクニカルの範囲を超えて本格的なリバウンドをみせるようだと、相対的に出遅れていたセクターへの見直し買い。そしてこれらが一巡した後に、相当嫌気売りを浴びていた中小型株の見直しといった流れを想定している。 

 朝の外資系証券の注文状況は、売り4560万株、買い5230万株、差し引き670万株の買い越し

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄243万株、住金210万株、野村65万株、三菱重48万株、双日20万株、不動テトラと日立造が各16万株、NTTドコモ820株。

 一方、主な売越銘柄は日産自と三菱自が各61万株、ルネサンス45万株、コマツ35万株

 後場寄り付き前の注文で、主な売越銘柄は新日鉄53万株、山水電51万株、三菱自21万株、ルネサンス19万株、りそなHD680株、NTTドコモ360株、ヤフー140株、みずほFG100株など。

 一方、主な買越銘柄は三洋電32万株、NIS14万株、住金11万株など

トヨタ 130円安の7070円 連結営業利益が前々期比19.2%増の2兆2386億円で、大幅下落。08年3月期は前期比0.5%増の2兆2500億円との見込で、失望売り模様。
 テクニカル的に200日移動平均線を約8ヶ月ぶりに下回った事から、暫く調整が続くのは仕方ないと見る向きも増え、目先は節目の7000円を維持出来るかが注目と。

ヤマダ電機 220円安の10990円 ザラ場中に公正取引委員会が本社などを立ち入り検査したと報じられ大幅下落。
 家電などを納入しているメーカーに販売員の派遣を強要した疑い。
ただ、市場では、この件が大きく発展し、同社の業績に悪影響を及ぼす事へ繋がる可能性は低く、押し目買いとの見方も。

一休 13000円高の125000円 ヤフーとの提携を発表し、大幅高。
 インターネットでの宿泊予約サービスでヤフーと提携し、ヤフーサイトで同社の宿泊プランが予約出来ると言う事から、需要拡大期待との思惑で、一時ストップ高。
 ただ、11日引け後に同社は決算発表を予定しているだけに積極的な上値追いは限定的。



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