GW中に、NY市場を始め、世界市場が堅調な動きをしたため、日経平均もCMEの17615円に鞘当する形で、スタートし、底堅い動きで、274円高の17669円と上昇。
 ロウソク足は、窓を空けた上ヒゲの陽線坊主、5日移動平均線と25日移動平均線がGXした、先高感の強い形になったが、問題は17700円以上では重いと言う事。
 4月17日の17,782円を越し、17800円台になればボックス相場は終ったと見なし、一気に18300円を試しに行くと思われ、今からが正念場。
 NY市場もFRBの総会中には、大きな動きは考えにくく、明日も堅調な動きで、17700円を試しに行く動きと思う。
 話題のC・S証券、日経先物、買い越しの様で、その玉を何時放出するかが、問題ですが。

 eワラント取引概況は、プット・コールレシオ*:29%(前日比-4%)5月2日
新規買い指数** :52%(前日比+1%)
前場、後場ともに株価指数、個別株CALLの売り多い。夜間に銅リンク債PUTの取引目立つ。

フィスコの村瀬氏は、昨年後半からのリード役であったセクターへの買い意欲を強める可能性。

 日経平均は大幅上昇。米国市場はダウが連日最高値更新するなど、連休中の海外市場の堅調地合いを背景に買い先行。
 日経平均は一時17700円を回復する場面をみせたが、ボックス上限レベルでは上値は抑えられており、やや膠着感を強めている。
 ただ、後場に入り新日鉄が一段高となったほか、佐世保が1993年以来の600円を回復するなど、昨年後半からのリード役であった鉄鋼、造船、非鉄、不動産辺りの強い動きが目立ち、先高期待は強まってきている。
 新日鉄が一目均衡表の先行スパン上限を突破してきている。遅行スパンは明日も現水準で推移するようだと過去の実線を下から上に突き抜けるため、上方転換シグナルを発生させる可能性が出てきている。
 今週も決算発表が多く、機関投資家などは積極的には動きづらく、バスケットの売り買いが中心とみられるほか、週末のオプションSQを控えていることも手掛けづらさにつながろう。
 そのため、新日鉄などが強い動きをみせるようだと、短期値幅取り資金も数量商いでの回転売買を強めることが考えられ、日経平均はボックス上限、TOPIXは直近戻り高値レベルを超えていないため、これを突破してくるまでは強い動きを続けている銘柄に付くといったスタンス。
 TOPIXが抵抗線レベルを確実に突破してくるよなら、改めて出遅れ銘柄へ資金を向けても遅くないと考えられる。
 なお、中国がメーデー明けとなるため、明日の上海市場の動向が注目されている。一段高となりそうだが、高値警戒感も常に燻っている状況であり、横目で睨みながらのフットワークが要求されよう。 
 
 買い越し朝の外資系証券13社経由の注文状況は、売り4140万株、買い4160万株、差し引き20万株の買い越し。

 前場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄175万株、日産自46万株、三菱商32万株、ホンダ29万株、双日28万株、住友商26万株、ソフトバンク17万株、キヤノンとソニーが各16万株

 後場寄り付き前の注文で、主な買越銘柄は新日鉄39万株、アイロム2070株、インボイス820株、リソー教育520株、三菱UFJ360株、SBI230株、NTTドコモ210株。

 一方、売り越しでは大平金23万株、ヤフー1150株、三井住友FG490株、みずほFG110株など。

新日鐵 40円高の852円 NHKの番組に鞘当しての株高との見方も?、でも、仕手株顔負けの上昇率(4.93%)。
 市場では、「世界と比べ出遅れ感が強まっている日本の主力株を見直す流れの一環」と悪乗りのコメントを残し、25日移動平均を上回まったことで、シコリ玉を無視し、「調整は一巡した」との見方が多い。
 明日、窓を空け上昇したら、三空のはたき込みですが・・・・・。

イオン 50円高の2250円 日経で、スーパーの出店・改装とショッピングセンターの開発に、過去最大の4600億円超を投資と報じられたため、堅調な動き。
 ただ、市場では、「子会社の整理や銀行業参入など今後のコスト増加への懸念が強い。このため今回の報道が大幅な株価上昇に転じるための材料にはなり得ず、本格回復までには時間がかかりそうだ」との声も。
 テクニカル的には、RSIなど、最高の形で、強気ですがね。

ブリヂストン 35円高の2520円 後場から、公正取引委員会は7日、ブリヂストンと横浜ゴムに対して立ち入り検査したと、ロイターが報じたが、値は崩れなかった。
 2社は石油の海上搬送などに用いる「マリンホース」をめぐる価格カルテルに関与した疑いが持たれている。マリンホースをめぐるカルテル事件では、ブリヂストンの部長などが米司法省に逮捕・釈放されている。
(テクニカル的には、今からが勝負何処ですが、カルテル事件に嫌気で、撤収。)

ヤフー 2050円高の44800円 MSの買収報道の余韻で大幅上昇。
 フィスコでは、米MSが米ヤフーと提携交渉と伝わっている。米ヤフーは同報道を受けて約10%の上昇となっている。国内ネット関連の最大手企業である同社にも、世界的なM&Aの動き波及が思惑視される状況ともなっている格好。と解説。
また、MSがネット事業をヤフーに統合したうえヤフーに出資するといった合併以外の提携への期待感があるため、買われた模様。

三菱UFJ銀行 3万円高の129万円 米格付け会社ムーディーズが、長期信用格付けを従来のA1からAa2に引き上げたと報じられたため、買いが集まり、窓を開け上昇。
 ダブルA復帰は約10年ぶりであり、これにより今後海外での事業展開がやりやすくなるとの思惑も。
ただ、市場では、「銀行株は長らく物色の圏外に置かれており底値圏にあるため、ちょっとしたプラスの材料に反応しやすくなっている」と覚めたコメントも。


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