ムラーノ島からヴェネツィア本島に戻ってきました。
帰りの列車まで時間が出来たので、観光名所を眺めに行きます。
目的地は”サンマルコ広場”に設定。
ムラーノからもサンタルチア駅からも、直接ヴァポレットで行けるけど、
街を歩いてみたいので片道徒歩30分コースで向かいます。
ヴェネツィアの路地裏。
毎度おなじみGoogle mapを使って目的地へ向かっていたのですが、
「本当にこれが最短ルート?」「こんな路地入るの?」と不安になってくる道のり。
とにかく普通の道ではない。だって車道がひとつもないってだけでも、かなり特殊でしょう?
路地は入り組んでいて、何度も角を曲がったりで、まるでダンジョン。自分の現在地がわからなくなる。
ダンジョン攻略の途中ですが。
通りがかったスーパーマーケットCoopで、お土産を購入しました。
ヴェネツィア旅行経験のある日本人の友達に教えてもらった、桃のカクテル「ベッリーニ(BELLINI)」。
果肉が沈殿しているような濃厚なお酒です。MADE IN VENICEですって。フィレンツェでは発見したことがありません
食料品や飲料は、スーパーで買うとかなり節約になりますよ。
私はこの後750mlのベッリーニを担いで、真夏のヴェネツィアを歩き回ることになりました(笑)
閑話休題。
細い道ばかりと思っていたら、突然広場があったり。
大運河(カナルグランデ)に出ると、ホッとします。
逃げる気がないカモメ。
有名スポット・リアルト橋(Ponte di Rialto)。
橋の下は船が通れる形になってますね。
駅に戻るときのヴァポレット(水上路線バス)でくぐりました。
リアルト橋の上からは、これぞヴェネツィア!!という写真が撮れます。
おお!旅行本で見たことがある風景ですなぁ。逆光が悔やまれますなぁ。
リアルト橋からしばし歩き、サンマルコ広場に到着。
豪華絢爛!すぐ近くに鐘楼もあるんですよね。
じっくり見る時間はなかったのでサッと写真を撮って、少しだけ休憩して、駅へと戻りました。
リアルト橋のたもとにあるターミナルから、ヴァポレットに乗船。
この旅最後の船上の景色を夫と奪い合っているうちに、10分強でサンタルチア駅に到着しました。
「船は早い!」
行きの列車は大遅延したけど(☆参考記事)、帰りは定刻出発・到着でした。
帰宅後の会話。
私「またヴェネツィアに行きたい。すぐにでも。」
夫「じゃ来週末、もう一回行く?」
ヴェネツィアに異常なほど憧れていた私はともかく、夫までこんなことを言い出す始末(笑)
二人ともかなり楽しかったということですね。思い出もたくさん残せたし。
このブログシリーズのタイトルに
”恋い慕う”なんて(若干気持ち悪いと自分でも思っている)フレーズが入っているのも、
夫婦そろってヴェネツィアにハマってしまったからなのです。
さすがに2週連続のヴェネツィア旅行はありませんでしたが、絶対にまた行こう。
今回はヴェネツィアに24時間も滞在できなかったので、次はぜひともゆっくりと。
長かったヴェネツィアシリーズが完了。読んでくださってありがとうございました(^^)