子どもについて考える【Dress寄稿】連載:成功する結婚⑤ | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

5月から始まったDressの「成功する結婚」という連載で、プレマリッジ・セミナーの内容について紹介しています。

 

最新の記事「子どもを考えるとき、大切なのはパートナーと過ごす人生」が公開されました!

 

最近、「グレイズ・アナトミー」という海外ドラマの後半シーズンのエピソードをたまたま見る機会があったのですが、主要キャラクターのひとりであるクリスティーナが、結婚したばかりの夫と「子どもをもつかどうか」で激しく対立するという場面がありました。

 

その話をしていた矢先に予定外の妊娠までしてしまい(ドラマですから・・・)、「絶対に母親になりたくない」彼女と「子どもを育てることを夢見ていた」彼が傷つけ合い、苦しむ様子が描かれていました。

 

ここまで極端な形ではないにしても、子どもについて事前に話をせずに結婚したり、あるいは結婚前で、それについては話をしていなかったけど授かった・・・というケースもあるでしょう。実際、結婚式を挙げるカップルの3分の1以上は授かり婚だという話を聞いたこともあります。

 

私と夫にしても、結婚する前は「必ず子どもをもとうね」ということまでは決まっていませんでしたし・・・

 

この「家族計画」について事前に合意することの難しさは、

 

・「欲しい」と思ってもスムーズに授かるとは限らないこと

 

・どちらも、途中で気が変わるかもしれないこと

 

にあるのではと感じています。

 

「子どもを持ちたい」という理由で結婚を希望する人もいると思いますが、こればかりは「絶対にもてる」という保証はどこにもありません。

 

結婚相談所では、子どもが欲しい男性が女性の年齢について細かな希望を出すということも普通に行われているでしょうが、こういう話を見聞きするたびに「でも・・・若い女性と結婚しても子どもが生まれるとは限らない、もしくは自分が原因でできないこともあり得る」と感じてしまいます。

 

なにかこう、「人ありき」でなくて、ツールとして見られているような感じがするのですよね。

 

女性が男性の年収で対象者を限定することにしても、男性からしたら「お金をもってくる人」と思われているのか、という感想もあるでしょう。

 

これは婚活の性質上、何らかの基準を使って候補対象を絞らなければならないため仕方ない部分もあるのですが・・・

 

もし、絶対に子どもが欲しい、と思っていたとしても、実際に誰かと出会い、その人が人生のパートナーになり得るかもしれないと思ったときには、「この人とだったら、自分の希望のすべてはかなわなくても納得して楽しい人生を送れるだろうか」と考えてみてほしいな・・・と思います。

 

結婚する前に「絶対XXだ!」と思っていたことが、相手との出会いで変わっていく可能性がある・・・

 

この「価値観の転換」も結婚の醍醐味のひとつだと、私は思っています。

 

 

 

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