「価値観が同じ、あるいは近い人と一緒になったほうが幸せ」ということはよく聞かれます。
特に金銭感覚などはあまりに違うことで苦労する人が多いのは確かだし、近いほうがお互いに「楽」であることは間違いないと思います。
ただ、実際に家族になってから起こる問題の多くは「これだけ親しいのだから私たちは同じ考え方をするはずだ」という期待感によるものである、という面もあるのですよね・・・
親しいからと言って、考え方が同じ・似ているわけではないし、逆もまた然り。
お互いの考え方が違うことを認識しつつ、いかに親密さを保てるか。
これを左右するのが、その人のコミュニケーション力や「人柄」というものではないでしょうか。